河竹会ブログ

親の悩み

 昨日は、 あるお母さまと 面談をしました。 どこのお母さまも 子供を思う気持ちは、 同じですね? 

 一生懸命に 子育てをし、 全力を傾けて 子供を愛しラブ、 それゆえに 傷つき 悩みポロリ、 本当に 子供から鍛えられます。 

 私に相談に来られる方は、 とても 純粋で まじめで 情熱がある方がほとんどです。 

 情熱があるために 自分の事ばかりで、 人のお話を聞けない方も 中には いらっしゃいますが、 お話をすると、 心が晴れるおてんきといって下さる方は、 こちらも なんだか救われるパクッ思いがします。 

 中には 私が 一通りのお話をすると、 話の途中で割って入って、 「わかっていますノーノー」と おっしゃる方がいらっしゃいます。 

 何をどう理解しているのか、 私には わかりませんが、 こういう方は わかっているのではなく、 「言わないで下さい。ノーノー」という意味だろうと私は受け止めています。

 自分は きちんと 子育てをして、 規則正しい生活をしているのだが、 子供は ぐうたらで 歯磨きもろくにせず、 風呂温泉にはいることも 嫌っていると 不満をもらすお母さまもいらっしゃいます。しょんぼり  

 一生懸命自己弁護されているのですが、 果たして その通りでしょうか? (お母さまの言うとおりのこともありますが…) 

 あるお母さまのお話を聞いていて、 本当に このお母さまは きちんとした方なのだろうか?と 思ったことがあります。 

 ご自分が きちんとしているということを 間断なく 訴えるのですが、 ご自分の姿といえば、 上着のボタンは、 掛け違えていて髪は ボサボサです。 

 おそらく お子さんのことばかりが目について、 自分の姿は見えなくなってしまっているのでしょう~  

 自分が 子供の頃を振り返ると、 決して 子供たちに強く出れない部分というのがあります。たらーっ 

 (だから 言いたいことを控えるというのは、 また 話が違います。)

 今 この子は、 こういうことを思っているのではないだろうか? こういうことを悩んでいるのではないだろうか? と心を及ばせると、 自然と 子供の心に寄り添うことができるのでは ないでしょうか? 

 子供のぐうたらや だらしなさを 批判することは、 簡単です。 しかし それを 改善するのに、 どうしたらいいのか?具体的な手段を提示してくれる 「親」は、 少ないと思います。 

 教えなくても いっしょに迷い 悩み 考えてあげられる 「親」になれれば、 とてもステキなことだと思います。 

 子供は 言わずと 未熟です。 でも 私達 大人も まだ 知恵が足りないところがあると思います。 

 それを いっしょに考えるのも 大人の勉強では ないでしょうか? 完璧な 「子育て」ってないと思います。 

 遅くても 穴ぼこだらけでも 一生懸命 子供と向き合っている お父さまや お母さまは、 素晴らしいと思います。 

 面談をする度に、 人間って 素晴らしくて 可愛らしくて いとおしいものだな! と 思ってしまいます。OK 

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