24日に行った 高校入試説明会のアンケートを保護者の皆様にお願いしていました。
昨日 生徒の皆さんを介して、 返却いただきました。
皆様 ありがとうございました。 読ませていただいています。
高校入試についての説明もですが、 私が行った ロールプレイワークについて、 何か ご自分でお気づきになったことが あれば、 いいなと思っていましたが、 皆様は 素晴らしい感覚の方ばかりと 感じ入りながら 読ませていただいています。
あの場での ロールプレイは、 保護者の皆様にも生徒の皆さんにも いきなりお願いしたので、 戸惑われたと思います。
しかし 見事に演じていただきました。 お二人には、 感謝です。
そこで ロールプレイをしたご本人と ご覧になっていた皆様が、 どう感じたのか?ということが、 一番大事だと思います。
いま ここで、 どう感じるのか?
イヤな感じ、 気分が悪い、 嬉しい、 スッキリした、 ドキッとした、 ワクワクする … 気持ちって いろいろな言葉で表現できます。 そこで 感じたことが、 今の あなたなのです。
ロールプレイの母親の言葉を 聞いて、 日頃 自分が どう言っているのか? 客観的に見せられて、 焦ったと苦笑いされる方もいらっしゃるでしょう。
ロールプレイの子供の言葉を聞いて、 母親より 子供の気持ちに同情的になったという方もいらっしゃるでしょう。
同じく 子供の のらりくらりとした返事に無性に腹がたったという方もいらっしゃるでしょう。
感じ方は、 千差万別であり どれが 正しく、 間違いということではありません。
私自身、 カウンセラーの訓練をしている中で、 さまざまなロールプレイをしてく中で、 自分の心の奥底に眠っていた感覚に ふっと気づいて、 動揺したこともあります。
これまで 自分が何かにひっかかっていると思っていた原因に、 遭遇したこともあります。
気づきもできないような 固い心だったのだ! ということに気づいたこともあります。
カウンセリングは、 気づきによる学びなのです。
お気づきになったことは、 それぞれ皆様 全く違っています。 人には 感性や大事に思っていること、生育暦が違いますので、 当然です。
ロールプレイをするに当たって、 私自身少々迷いがありました。
あまり僭越なことを申し上げるのは、 気が引けます。
皆様に 私が お伝えするより、 感じていただく方が 心にストンと落ちてくるのでは?と思い、 説明会で ロールプレイをしてみました。
何か 皆様が 心に思う部分が 少しでもできて、 お役にたてれば、 嬉しく思います。
ある生徒さんは、 自宅に帰って ロールプレイを振り返りながら、 受験や親子の会話について 笑いながら たくさん話ができました! と言っていました。
受験と言うと 何かと 厳しくて 暗くて どこかストイックな感じがしますが、 オープンマインドで 率直な話が家庭の中で できれば、 つらいことも 大変なことも みんなの力で乗り越えていけると思うのです。
生徒の皆さんに、 積極的かつ建設的な受験勉強をしてほしいと 私達はもちろん 保護者の皆様も願っていることと思います。
時々 あの 二つのいすを 思い出してください。