河竹会ブログ

15の選択

 今日も朝晴れから 中学3年生の皆さんのお勉強です。 それと並行して、 三者面談も実施しました。

  さまざまな問題が あります。 その一方で 三者面談と言いつつ とても楽しいお話をして下さるお母さま方もいらっしゃいます。

 おつきあいが長くなってくると、 ちょっと気心が知れてきて、 こちらも ついつい お話にのめり込んでしまいます。 「いけない!てれちゃう」と思って 
 

 軌道修正することも たびたび…たらーっ

 今日も 深刻なご相談しょんぼりや 思わず涙するようなお話ポロリ、 楽しいお話楽しいを聞かせていただきました。 

 15歳と言っても もうひとり立ちした人生ジョギングを 歩き始めています。 親も子も それぞれを ちゃんと尊重して見なければなりません。 

 お話しながら、 自己反省をされるポロリお母さまもいらっしゃいます。 そういうお母さまは、 とても感性が高いお母さまだと思います。 自分で気づくことが、 一番進歩します。 

 自ら 気づけるお母さまは、 考え方も柔軟で 解決策を自ら 考え出せます。 

 
 一方で お話がぐるぐる回る方もいらっしゃいます。悲しい 自分で気づいていらっしゃるかどうか わかりませんが…。

 たぶんご自分で整理がつかないのだと思います。 少しずつ ステップを踏んでいくと、 解決できる時があります。 

 
「どうすればいいでしょうか?」と丸投げする方もいらっしゃいます。 私達にどうにかしてほしい~! とすがる方です。
 
 
 お気持ちは、 とても わかります。 私は、 こういう方には、 「どうすればいいと思いますか?」と逆に聞き返します。

 どんなに相談されても、 決めるのは 最終的には本人です。 答えは、 ご自分の中にあります。 

 
 丸投げすれば、 本人は楽でしょうが、 私は答えを持ちません。 情報として 知っていること全て提供します。 そういう材料の中で ご本人が取捨選択していくことが必要です。 

 
 冷たく聞こえるかもしれませんが、 私は サポートに徹する立場です。 

 今日は、 授業が終わって 何人かの生徒さんが 進路の相談に来ました。 ホントに 真剣に悩んでいます。 私も相当 考えました。 河内先生と私と生徒さんと三人で 一生懸命考えました。 

 何が その生徒さんが望んでいることか? 高校入試を経て どのような人生設計を 描いているのか? その生徒さんの性格や志向、 どの学校が その生徒さんに合っているのか? 多方面から 考えます。 

 私達の一言が 重い意味を持っていることも じゅうぶん 理解しています。 ですから 慎重に 一生懸命 いっしょに考えます。 
 
 そのプロセスの中で、 答えが出てくるものだと思います。 悩まずして 考えずして 答えは 出てきません。 

 悩んでいる生徒さんは、 かわいそうかもしれませんが、 その悩みが実は成長の種でも あります。 「いいことをしているのだよ」と 温かい目で、 私は見守りたいと思います。 

 15の選択に 親も子も 教師も 真摯でいたいものです。

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