河竹会ブログ

大変な季節

あまり 個人的なことは、 申し上げられないのですが、 この時期さまざまな相談が寄せられます。

学校の三者面談が終了して そのまま 河竹会にいらっしゃる保護者の方、 中学受験を考えて問い合わせをしてこられる方、 進路が変更になったので、 今後の授業を相談なさる方、 ホントに 河竹会には毎日 さまざまな相談があります。

まずは お話を十分に聞かせていただいて、 ご本人とご家族のご意向をお伺いし、 私も状況や環境を正しく理解することから 始めます。

私の認識が間違っていると 話がとんでもない方へいってしまいますので、 お話は慎重に 集中して聞くように心がけています。

人の話を聞くというのは、 実は重労働です。 自分の主観を挟まず、 相手の方の気持ちをきちんと汲み取るような共感的な態度は、 修行が必要です。

私は カウンセリングの勉強をしたことが、 とても役にたっています。 産業カウンセラーの資格を取るために講義に通っている間は、 全てがひっくり返るほどの価値観の崩壊や自己分析の苦しみを味わいました。

ホントの自分の心の底を見つめることは、 とても苦しいことです。

カウンセリングは、 決して 相手に こうしなさいと 命令したりアドヴァイスしたりすることではありません。

相手の心の動きにあわせて 共感し、 情報を共有し、 共にスモールステップで 進んでいく行程です。

カウンセリングでは、 他人を分析する前に 自分の分析をせよ! というところから始まります。 学習が進んでくると スーパーバイザーといって上級カウンセラーから 評価をしてもらわないといけません。 これも 大変な準備が必要です。

しかし こうやって勉強したことは、 今の私の仕事に役にたっていると思います。

カウンセリングでお世話になった上級カウンセラー(恩師)の言葉です。

「勉強したことは、 社会に還元しなさい。 社会に役立ててこそ、 資格の意味があります。」

いつも 心に留めている言葉です。

まだまだ未熟者ですが、 相談がくる度 思い出して、 この方の相談を心を込めてうかがおうと思う次第です。

 

もうひとつのブログ おたっしゃくらぶは こちら

コメントを残す