4月第5週目になりました。
新学期のお疲れがそろそろ出ている頃ではないでしょうか?
私のところにも ご相談にいらっしゃる方やお電話がかかってくる方がいらっしゃいます。
やはり環境が変わることによって 今までになかった刺激を受けたり、 友達関係で悩んだり、 生徒の皆さんを取り巻く変化は、 思いのほかストレスになっていることもあるようです。
私が ご相談を受けるとき 大変多い質問が、 「子供にどういうアドヴァイスをしたら いいですか? 子供の質問にどう答えれば、 いいですか? 子供にどう接したらいいですか」という内容です。
確かに お子さんから「お母さん、 どうしたらいいの? もう わかんない~」なんて さめざめと泣かれたりしたら、 なんとか答えてあげたい!というのが 親心です。
答えてあげたいのは 山々でも 親御さんの価値観で 答える前に お子さんのお話をよく聞いてあげてください。
お子さんは 一生懸命 お話していると思います。 しかし 大人が受け取っている情報は、 わずかだったり、 親御さんが答えるといっても お子さんが一番 不安に思うことや悩みに答えてない場合には、 かえってお子さんの状態が悪くなる場合もあります。
お子さんの話が終わるまで、 しっかり聞いてください 途中でさえぎったりしないで、 まず とことんお話をさせてください。
話さないときは、 無理に話させる必要はありません
大人が 口を開く時に気をつけたいことは、 評価をしないこと、 レッテルを貼らないこと、 誰かと比較をしないこと、 親の都合や価値観で結論をださせないことです。
「だから あんたはダメとさ」
「○○さんは、 毎日勉強△時間しよるってよ!」
「ほら、 またね。 いつもそれで失敗しよるやろ」
なんて 言葉 言いがちですね?
その言葉をグッとこらえて、 お子さんの話を聞いてみてください。
大人は 回答を求められれば、 答えなければと思うものですが、 その答えが果たして 正しいのか? 人間相手のことであれば、 正しい答えなんて 見つからないと思うのです。
悩むタイミングは、 お子さんにとって成長のタイミングでもあります。
じっくり この機会に考えさせてみてはいかがでしょうか?
大人が答えても 子供が その通りにするかどうか わかりません。
違うと思えば、 別の行動をとるでしょう。
結果的には、 子供の中に 結論があります。
その結論を 導き出してあげられるように受け止めてあげるのが、 「親の役割」だと思います。
子供は 自分の話を聞いてくれて きちんと受け止めてくれる存在があれば、 落ち着いて考えることができます。
誰も 自分のことを わかってくれない~と 思うと 心を閉ざしたり、 ひねくれたりします。
お母さんが一番の相談相手です。
お母さんまで いっしょになって 悩んだり イライラしたりしないで、 「どうにかなるよ!」 とゆったりと構えて落ち着かせてください。
お母さんも そのためには 「ガス抜き」が必要ですね?
ゆったり構えられる余裕が 持てるように 趣味や 好きなことをするのも 一つ方法です。
信頼がおけるお友達や知り合いがいたら、 お食事しながら お茶しながら 話してしまうと 元気になったりするものです。
私も 自分の精神状態を 安定して保つために、 いろいろ心がけていることがあります。
ストレスをためないために 一番気をつけていることは、 「考え方」です。
無理やりでもプラスに転じることができるように 悲観的な考え方をしないように メンタルマネジメントしています。
そして 言いたいことは 言うようにしています。
「言いたいことを言って いいなら 苦労はない!」 と思われそうですが、 言いたいことを言って問題になるのは、 ほとんどの場合 言っている内容よりも「言い方」の方が多いと思います。
そして 「私もOK, あなたもOK」ということを 考えながら言えば、 相手からそう反発をかうことはありません。
私の場合は、 ない知恵を絞って頭を使いながら 自分の心が乱れないように努めているのです
それでも ダメな時は、 温泉・カラオケ・旅行・グルメ・れンあいちゃん・趣味・お料理・読書 なんでもいいから自分の気持ちを 悩みからそらす方法へと 逃げちゃいます
時には 「逃げるが勝ち」もいいんじゃないかな~? なんて ゆるゆるの考え方で 自分を 許すことも大事ではないでしょうか?
こうしなければならない! と決めつけて 考えると だんだん余裕がなくなってきます。
ゆったりと おおらかに 「大丈夫」という気持ちをもって お子さんに接していけば、 きっと よい結果につながっていくと思います
私も 「何かあっても カスリ傷! 命とられるわけじゃないのだから、 大丈夫!」と 思うことにしています。
お母さまも お子さんも 自分を追い詰めないで、 ちょっと 一息ついてみましょう
河竹会ブログ