今日は 久しぶりに 中3の皆さんの顔を見ました
昨夜の精霊流しを 見ていたのか? 眠たそうな顔の生徒さんが、 そこここに いました
長崎の精霊流しは、 故人を 西方浄土へと見送る行事ですが、 なかなか 賑やかな様相です。
精霊船が行く先は、 清めの爆竹が 大きな音をたて、 まるでお祭りのような 賑やかさです。
昨日 北海道から帰ってきた私としては、 「あーーー 長崎ね~」と思いました!
今回は、 札幌、 小樽、 函館と道南を中心に、 回りました。
北海道は、雄大な自然と食、歴史、ホントに懐深い 豊かな風土です。 人柄も優しいところです。
小樽も函館も 長崎と同じ港町ですが、 全く雰囲気が違います。
小樽は、 小樽運河が有名です。 水辺のステキな風景です。
町のあちこちに古い建物が残っていて、 その建物をそのまま店舗などに使っていました。 その趣がとてもステキで、 うっとりしました。
ちょっと観光化しすぎる部分もありますが、 長崎も歴史的財産がたくさん残っているので、 参考にしていいのではないかと思いました。
おいしいものも たくさんありました。 小樽では、 どうしても尋ねてみたいアイスクリーム屋さんがありました。 北海道 アイスクリーム発祥のお店です。
探しに探して(ほとんど執念(?))、 たどり着きました。
とっても美味でございました いわゆる北海道らしい濃厚なアイスクリームとは、 ちょっと違いましたが、 あっさり濃厚(真逆でヘンですが)が混在するおいしさでした。
駅弁で買った お弁当も 信じられないくらい タラバガニといくらとうにのてんこ盛り状態です。
正直ビビリました 恐れ入りました~
函館は、 有名な夜景を楽しみにして 行ったのですが、 あいにくの雨。 無理だろうと思ったのですが、 山頂に行くと、 雲が晴れて しっかり夜景が見えました。
ほとんど奇跡のような状態に、 思わず興奮してしまいました(笑)
函館で泊まったホテルの前の浜に ウミネコやカモメが 休んでいました。
とっても可愛らしくて、 北原白秋の「海雀」という詩が思い浮かびました。
海雀、海雀、
銀の点点、海雀、
波ゆりくればゆりあげて、
波ひきゆけばかげ失する、
海雀、海雀、
銀の点点、海雀
なかなか詩情が浮かぶ風景です。
石川 啄木が愛した土地というのも うなずけます。
土方歳三が散った 戊辰戦争の舞台となった 五稜郭も函館にあります。
函館と長崎は、 似た部分をたくさん持っているような気がします。 港町 歴史上の舞台となった場所 坂の町 美しい夜景 教会の町
夜景は 世界の三大夜景(ナポリ・香港・函館)とだけあって、 町中が協力してライトアップをしています。
地方の努力です。
長崎は、 民間企業が協力して通年ライトアップをするいう話は、 私が知らないだけかもしれませんが…聞いたことがありません。
(ランタンフェスティバルは、 実施期間が限られています)
よそを見ると、自分を、 自分がいる場所を客観的に 見るものです。 そういう発見が 旅の楽しみでもあります。
おかげさまで、 両親も喜んでくれて、 私のリフレッシュもできました。
お勉強させていただきました。 戊辰戦争の説明が、 力が入りそうです。
夏の集中講義、 後半戦をしっかり戦っていきたいと思います