今日 お墓参りに行ってきました。 ずっと 気になっていたので、 お墓に 行って お掃除をして 気持ちが 晴れ晴れとなりました。
私は、 お墓参りが好きです。 なんだか 年寄り臭いと言われそうですが、 ご先祖様に 手をあわせることは、 もちろんですが、 我が家の お墓が ある場所も 素敵なのです。
もともと 竹田家のお墓は、 父が 南島原(深江町)の出身なので、 普賢岳の ふもとに あります。 普賢岳が噴火した頃には、 火山灰を かぶりながら 火砕流を恐れつつ お墓参りしたものです。
しかし なかなか 深江町まで お墓参りに行くのは、 大変なので、 父が次男であることも あって 長崎市に 我が家のお墓を 構えました。
我が家のお墓は、 長崎市の寺町通りにある 長照寺の中の墓地にあります。
結構 急な階段坂を登って行きます。 最後のカーブの階段が きつくて、 そこで 息は ハアハア、 汗は びしょびしょという具合に、 お墓にたどり着くだけでも 大変なところです。
しかし 登り詰めたら 最高のお墓です。 景色が 素晴らしい! 高台から 長崎市が一面に眺められます。
手前に 長崎の繁華街、 向こう側に 稲佐山、 稲佐山の手前には 長崎港が 見渡せます。
今日は 少々 曇って いたので、 いつもの 光景がちょっと 臨めなくて残念だったのですが…。
それでも、 お昼の12時になると、 一斉に長崎市内の 教会の鐘ーアンゼラスの鐘が 鳴り始めます。 と同時に長崎港に 入ってくる 船の汽笛も ボーッと鳴ります。 でも ここは お寺の中! ホントに これこそが、 長崎のお墓参りね? という感じです。
異国情緒 たっぷりで、 私は このお墓にいると 心が癒され ホッとします。
春は、 すぐそばで 見事な桜が咲きます。 一回は コーヒーを持っていって、 お墓で 桜を見ながら、 コーヒータイムしました。 とっても 大好きな お墓なのです。 今 このお墓の中には、 私の 姪(めい)の 真唯(まい)ちゃんが眠っています。
コーヒー飲んでいる 私を何と思っているでしょうか?
ところで 長崎のお墓の特徴を 皆さん ご存知ですか?
墓石に 文字が彫ってありますね?
我が家の場合は、 南無妙法蓮華経 と彫っています。 これが 金文字です。 金文字で彫る習慣は、 長崎独特だそうです。
また むかって 右手に 土神(つちがみ)さま を祭っています。 土神さまは、 中国の習慣で、 その土地の神様にお墓を立てさせていただく 感謝の意味を込めて お墓に 必ずいっしょに 祭るそうです。
長崎は、 ホントに さまざまな 文化が 織り交ざり、 独特な地域性を かもし出しています。
大切にしたい 文化ですね?
大好きなお墓を掃除して お参りして、 今日は ホットな気分です。
明日から始まる 夏の集中講義を 力いっぱい がんばれそうです!!