河竹会ブログ

ご奉仕

「あのぉ〜  お休みのところ もうしわけありません。。。

「へっ?」

「お薬の時間でございます。」

「あっ、そう・・・」
「いらないんだけど。。。」

「そうは おっしゃられても、 お体にさわりますので・・・」

「はい、 はい   しょうがいないわね、 どっこいしょ」

「あのぉ〜 次はれンさんの番ですが・・・」

「アタシ いらなくてよ

ということで、 わがやのにゃんズは、 元気ですが 1日2回の投薬が欠かせません。

あいちゃんは、 甲状腺のお薬と腎臓機能を維持するための心臓の薬、 れンちゃんも 同じく腎臓機能を維持するための心臓の薬と抗生剤。

12時間おきに 昨年6月から投薬しています。 (れンちゃんの抗生剤は、 最近です)

あいちゃんの甲状腺のお薬は、 苦いらしいので、 味覚を感じないように舌の付け根(できるだけ奥)に入れます。

それから注射器で水を飲ませます。

最強に苦いのは、 フラジール(メトロニタゾール)という腸に効く抗生剤です。 これは、 れンちゃんにもあいちゃんにも 投薬したことがあります。

痛い思いや苦しい思いをさせると、 薬がトラウマになって、 薬を見ただけで 口からブクブク泡を吹くネコちゃんもいるらしいので、 口を大きく開かせて、 慎重に舌の付け根に入れ込みます。

いずれにしても 老猫になると いろいろなケアが必要になります。

飼い始めた頃は、 こんなこと 全く想像だにできませんでした。

二人とも 昨年までは、 病気知らずでしたが、 さすがに投薬や点滴が 必要な年齢になってきました。

お金もかかります

忙しい人にとっては、 時間も費やさないといけないことは、 負担になります

投薬時間が12時間おきとなると 集中講義中は、 私にとって時間コントロールが 非常に難しくなります

でも 命を守らないといけないので、 どうにかやりくりして 家に駆けつけます

動物を飼うことは、 癒しになったり、 救いになったりします しかし モノではありませんから、 飼い主のモラルや責任が問われます。

動物は、 自分で病院に行くことも 獣医師を選ぶこともできませんから、 彼らの代弁者である飼い主は、 全責任を負って ペットに接することは、 命に対する尊厳でもあると 私は思っています。

ずいぶん 勉強させていただきました。

おかげさまで、 今 我が家のにゃんズは高齢でありながらも 平穏な日々を送っています

今月 あいちゃんは、 21歳になります
(人間齢にすると 余裕の100歳超え

偉い

こう生きていくのよ! と言わんばかりの 師匠です。

私は お仕えする身

今日も ごはんと お水と お薬を ご提供させていただきます〜

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