実は 東京に行った時、 ちょっとだけ親孝行の真似事を~
私の母は、 NHKの回し者と言っても過言ではないくらい NHKの番組をよく見ています
その中でもお料理番組が 大好きで、 「きょうの料理」は 欠かすことがないくらい よく見ています。
その「きょうの料理」に よく出演される先生 野崎 洋光さんのお店「分けとく山」に 両親を案内しました。
母は、 野崎さんの大ファンなので、 少々ハイテンション
番組と同じ優しい微笑みで おいしいお料理を 出してくださいました
お味は、 言うことございません
いつもなら 写真を撮るところですが、 さすがに 失礼と思い、 今回は 撮影を断念しました
帰りがけに 野崎さんから 本をお土産に頂戴しました
サインまで 入れてくださって、 母は ますますハイテンション
お店の外は、 冷たい雨が ザーザー降っていたのですが、 それにもかかわらず 野崎さんは、 お外まで出て きちんとお見送りをしてくださいました。
タクシーに乗ると タクシーの運転手さんが、 「このお店のお料理は おいしかったでしょ?」と言います。
「ええ、 とっても」と私が答えると、 タクシーの運転手さんが言います。
「私たち運転手にも おにぎりの差し入れをしてくれるんですよ~、 ホントに心遣いが細やかなんです。 このお店から出てこられるお客さんは、 皆さん笑顔なんです。」
私は ハッとしました~
プロの仕事って 人を幸せにする仕事です。
笑顔で お迎えして 笑顔で 送り出す。 そして お客さんも笑顔で 出て行かれる。
なんて 完璧なんだろう~ なんて 見事なんだろう~
野崎 洋光氏は、 どんな立場の人にも 心配りができる 立派なプロの職人と お見受けしました。
そして いただいた ご本を開くと それは、 相田 みつを氏の詩の心に載せた お料理の本でした。
河竹会の教室にある 「自分の花」という詩 が その料理の本に掲載されています。
お料理は、 ちらし寿司です。
実は 「自分の花」は、 相田みつを氏の 「にんげんだもの」という詩集が 出版された時、 編集担当者だった私のおじが原版を譲り受け、 私が河竹会を開く時 おじからお祝いにいただいた ご縁が深い作品です。
(河竹会の「自分の花」…これが出版の原版です)
今回は ただならぬ縁(えにし)を感じました。
母が 喜んでくれたことは、 私の喜びでもありましたが、 それ以上に深い感動を覚えました。
また 一つ学ばせていただきました
河竹会ブログ