毎日 嬉しいこと続きの河竹会のお正月も 一段落しました。
卒業生の皆さんが たくさん来てくださって、 私も相当 元気が出ました
また 今年一年も かなり頑張れそうな予感です
今日は、 朝からあるお電話が一本かかりました。
いつものごとく 電話をとったのですが、 電話の向こうから聞こえてきた声は、 とても懐かしい声でした
私と河内先生が、 河竹会を開く前に勤めていた塾で アルバイトの学生さんとして講師だった元医学生の方でした。
当時 私たちとも仲がよくて、 いろいろお話していたので、 名前を聞いただけで 私はその当時のニックネームで叫んでしまいました
話を聞くと、 彼はもう立派なお医者様で、 お嬢様がお一人いるとのことでした。
そのお嬢様のご相談だったのですが、 夕方 ご家族で河竹会を訪ねてくださいました。
私たちと一緒にお仕事をしている時からすると もう12~3年は、 経っているでしょうか?
彼は 脳卒中や 脳溢血といった難しい病気の カテーテル治療を扱うエキスパートとして、 第一線で働いています。
カテーテルの専門医として全国でも資格を持っている医師は、 まだまだ少ないそうです。 (500名ほど)
そういう技術を持っている立派なお医者様に向かって、 私はニックネームで呼び続けていたのですから、 ホントに失礼極まりない人です
しかし 彼の話を聞いていると、 医師の勤務状況がどれほど過酷であるか 今の医療の世界の問題がどれほど根深いことかを感じました。
そして 彼のチャレンジ精神の素晴らしさも同時に感じました。
自分の技術を向上させるために まだまだ勉強し続けると聞きました。
そして現場で 命を救うことを使命と感じ、 毎日の仕事に心血を注いでいます。
彼が携わっている現場は、 倒れて一時を争う 目の前の患者さんを救う仕事です。
生死の境をさまよっている人の命を救う仕事です。
報酬や地位や名誉を願って、 医師というポジションに胡坐をかくような 医師ではありません
崇高な その精神にも 心打たれました。
がんばって 一人でも多くの命を救って欲しいと思いました。
彼の話の中で、 もう一つ なるほどと思ったことがありました。
中学校や高校の勉強は、 医師の勉強に直結しているものではないけれども、 やはり勉強する習慣を身につけることは、 大事なことだということです。
勉強することが継続してできないと、 大人になって勉強し続けることは、 難しいということです。
学習習慣の大切さは、 私も日頃からよく言いますが、 彼の実感としての言葉の重さは、 やはり一線を画していると思いました。
医師の世界だけではなく、 社会で生きていくための 基盤となっているのが、 小・中・高校の勉強だと思います。
よく勉強して何になる?という質問や反発を聞くことがあります。
一見 ルートの計算や 歴史の年号を覚えることは、 生活そのものに不自由を覚えることとは、 関係ないように思えます。
しかし実利がなくても、 人としてベースを作る根本的な作業が勉強であることは、 間違いありません。
物事を何かしら 成し遂げている人というのは、 必ず背景にあるのは勉強するという行為です。
やはり勉強することは、 大事なことだと改めて痛感しました。
私自身 このようなお話を聞かせていただけるのは、 とても勉強になります。 そして 私もまた 挑戦し続ける姿勢を持たなければと 奮い立つ思いがしました。
救急隊に 3時間は、 病院にいなくなるからと 告げて、 河竹会に来てくれたのには、 ありがたいやら申し訳ないやら…
直接 受験生の皆さんに お話してもらえばよかったと ちょっと後悔しました。 (残念)
毎日 皆様から 元気をいただいて、 今年は ホントに幸先のよいスタートです。
そして 今日もまた パワーチャージすることができました。
今年こそ 私も目標を高く持って、 毎日の仕事に取り組んできたいと思います