中学3年生Aクラスの授業を始めようと 思って、 教室に入ったら…
すごい 熱気! 何だろう?と 思ったら、 社会の小テストの暗記を、 みんな一心不乱に ブツブツ 言っているのです。
さながら どこかの宗教集団のよう(?)
文章で答えるところを 一生懸命 覚えているのです。
いいぞー! と思って しばらく 見ていました。
少しずつ 皆さんの 情熱が ヒートアップしてきたようです。
一方 中3Bクラスの方は、 昨日の 小テストの結果が悪く、 それほど 勉強したくなければ、 「小テストはしない!」と 昨日 宣言しました。
日曜日の午後の時間もたっぷり あって、 勉強しようと思えば できることなのに、 なぜしなかったのか?ということを問いたかったのです。
小テストひとつ きちんと 覚えられない生徒に、 受験の問題は 解けません。
なぜ 勉強しているのか? 入会当初の気持ちを 忘れないで 欲しいのです。
私は、 「『しない』と言ったら、 本当にしない!」と言って 今日は、 小テストをしませんでした。
「でも 勉強しないと ダメだから、 Aクラスと 差がついていくから 先生 小テストをして下さい。」と 生徒が 言ってきました。
勉強する意味って 何でしょうか? 勉強は、 人から言われて、仕方なくするものでは ないと 思うのです。
いやいや 勉強してもらうぐらいなら、 私は お金を返すから 来なくていい!とも 言いました。
自ら すすんでやる勉強でなくては、 身につきません。
中学3年生にもなって、 自分の生活のコントロールもできないような 未熟さでは 先が思いやられます。
自分の弱さに負けて、 身の回りにある 誘惑に ついつい のって 毎日敗北続きでは、 情けない…
その延長線上にあるのが、 不合格です。
明日からBクラスの 小テスト再開です。
どうか 初心を 忘れることなく、 がんばってください。
夏休みは、 まだ折り返し地点です。
仕切り直し して下さい!
負けるな! 自分の弱さに!!