河竹会ブログ

平和がいいね~

今日は 長崎に原爆が投下された日です。

小中学校では、 平和学習があるので、 本日は登校日ーしたがって 河竹会の午前・午後の授業は、 休講です。

(夜はありますからね~)

少しゆったりした朝を 過ごしました。

先日 卒業生からいただいた セレブアイスをいただいて、 動物病院へ行きました。

中身は こんな感じ

たいそう おいしゅうございました。

卒業生のF君 どうもありがとう~

元気が出ましたよ!

食べながら、 ちょうどNHKの朝ドラを見ていました。

登場人物が 「平和はいいね~ 平和はいいね~」と繰り返していました。

確かに 平和でなきゃ、 私も朝からこんなにおいしいアイスをいただくなんてできないーなんだかしみじみしてしまいました。

原爆投下時刻11:02は、 動物病院で迎えました。

ちょうど 診察に呼ばれそうでしたが、 「先生、 私 ここで黙祷するから、 終わってから呼んでくださいね~」 なんてリクエストしてしまいました。

どこにいても 原爆で亡くなった方の御霊に手を合わせるのは、 長崎県民として 日本国民として 当然だと思います。

今年は、 東日本の大震災でたくさんの方々が亡くなり、 福島の原子力発電所の事故で放射線汚染が起こったことで、 原爆記念日の意味が再認識されていると思います。

日本は、 世界で唯一の原爆投下地であるのにもかかわらず、 その痛みを持ち続けているのは、 広島と長崎の2箇所と言ってもいいと思います。

しかし 今年は、 「8月6日と8月9日が、 いかに重い日であるかわかった」と広島・長崎以外の人でも たくさん思ったようです。

福島の皆さんは、 本当にお気の毒です。 気の毒なんて生やさしいものではないということは、 広島・長崎の人が一番わかっていると思います。 だれよりも共感できると思います。

そして目の前で現実に起こった福島の事故で 広島・長崎の原爆がいかに悲惨であったか、 今を生きる人にも 実感として伝わったと思います。

これだけ 原子力功罪を味わった民族が、 世界中にいるでしょうか?

確かにエネルギー源として 原子力は、 必要だったかもしれません。

しかし人間の力で 制御できないものは、 「功」ではないのだと、 誰もが思っていると思います。

広島・長崎は、 原子力を考える原点です。

66年前のことですが、 今につながっています。

長崎に暮らす私達は、 誰よりも強く 原子力の恐ろしさ・悲惨さを 伝えていかないといけないと思います。

今 被爆された方々は、 高齢で 少なくなっています。

その痛みを直接 自分の言霊として 伝えて下さる方々が、 いなくなることは、 忘れることになってしまわないか?心配です。

私自身 戦争を経験していないし、 原爆も被爆していません。

被爆して亡くなった親族の話を聞くと、 あまりに哀れで、 かわいそうで・・・

でも このことを伝える人がいなくなると、 また 核を使った戦争が起こりはしないか?恐怖すら覚えます。

核を持ち合うことで、 抑止力になるというのは、 傲慢な考えです。

「平和がいいね~」というのは、 全世界共通認識です。

なのに、 核兵器を開発しないではいられない超大国の一番でいないと!という間違った奢りに、 自ら気づいて欲しいものです。

いろんな考えを持った人がいることは、 否めません。

でも「平和がいい」という気持ちを みんな 忘れないで欲しいと思います。

そして 広島を 長崎を 忘れないで欲しい、 福島の人も 元気になれる日がくるんだと信じて欲しいー今日は そんなことを思っていました。

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