河竹会ブログ

伸びるということ

  河竹会に入会されてこられる生徒さん・保護者さまの 希望は、 成績が伸びるということです。 
  お金を払って勉強を教えてもらうのだから、 当然その見返りは成績が上がるということです。
  私どもにすれば、 そのご期待に沿うように努力するのが、 仕事であり 対価に応えることだと思っています。 
  一言で 「成績が上がる」と言っても その手法は さまざまです。 
  その生徒さんの性格・志向・能力が違えば、 対応する方法も手を変え品を変えていかないといけません。 
  
  しかし 一般的に言って、 成績が伸びやすい生徒さんの資質というものがあります。 
  素直なこと、 固執がないこと - この二つの資質を持ち合わせていると 伸びやすい土壌が備わっていると言えます。 
  成績に結びつきにくいこととわかっていても 自分の勉強のスタイルややり方を変えられない場合、 成績は伸びないどころか どんどん下がって 負のスパイラルの真っ只中に陥ってしまいます。 
  しかし 先生や 大人のアドヴァイスを素直に受け入れて 柔軟に対応できる生徒さんは、 見事に変身してくれます。 
  大人になっても この点は、 大事なことですね? 
  とらわれない、 柔軟である、 謙虚であることは 成長の種のようなものです。
  それから もう一点 伸びるために大事なこと、 それは今の自分の実力よりも ちょっと高いところを目指して、 背伸びすることです。 
  昨今の学生さんは、 今ある自分の実力に見合う学校を選びがちですが、 それでは 成長の芽をつぶすようなもの。 
  日頃から ちょっとがんばることを目標にしていると、  届かないと思っていたところに手が届いて 少しずつ少しずつ 伸びていきます。 
  私は ちょっと負荷をあたえることが、 伸びていく大事な条件だと思っています。 
  少し多めの宿題や 少し難しい問題や 合格点を1ランク上げて設定することは、 伸びるためには絶対必要なことだと思います。 
  しかし勉強する当の本人は、 できるだけ楽をしたいので、 宿題が多ければブーイング、 合格点が高ければ、 最初からあきらめてしまうー そういうスタンスを取ってしまう生徒さんが多いのは残念です。 
  世の中には、 2種類の人種しかいません。 
  「何が何でも目標達成するべく努力して成功する人」
  「どうせ 自分はダメなんだと決めて 最初からあきらめてしまう人」 
  後者が 今の中高生に 多く見られます。 
  やることやらないで 最初からあきらめるなんてもったいない。 と私は思います。 
  若ければ若いほど 目標や夢があり、 野心があり、 能動的に自分の人生に積極的にかかわって欲しいと思います。 
  ご飯をちゃんと食べて 元気出して がんばろうよ! と言いたいです。 
  人は つらいことや大変なことを乗り越えないと 成長しません。 成長しないと幸せも訪れてくれないと思います。 
  大変なことや苦労は 避けて通りたいかもしれませんが、 中高生で避けていたら、 一生大変なことや面倒くさいことにふたをして 逃げていってしまうと思うのです。 
  勉強に向かう姿勢と生きる姿勢は、 同じだと思います。 
  中高生には、 まだまだ伸びしろがたっぷりあると思います。 
  簡単に何でも あきらめたり、 言い訳言ったりしないで、 ちょっとでも進歩するように やってみようよ! 
  そして できた自分を たっぷりほめてあげようよ! 
  そうすれば、 必ず想いがかなって おもしろい人生になるよ! 
  今が 大事!  今を 力いっぱい乗り切ろう! 
  そんな希望を 一人でも多くの中高生が持って欲しいと心から願っています。 
 
  
  

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