年が明けたのですから、 「あけましておめでとうございます」が社会通念上のご挨拶とわかっていても、 私たちには「おめでたい」気分は お預けモードでございます。
新たな一年の始まりですが、 受験生を抱えている身としては、 まだまだ改まる気分ではございません。
彼らが希望にあふれた一歩を踏み出せたときが、 私どもの「年が改まる瞬間」です。
長崎は、 一昨日から 吹雪を伴うような ものすごい雪でした。
なかなか美しい大晦日と言えば、 大晦日でした。
私も河内先生も 昨日は、 歩いて帰宅しました。
歩きながらも 雪が目に入ったりして・・・ こんな大晦日もあるのだな~と妙な感慨を抱きました。
今朝も10:00から 受験生の皆さんは、 勉強しています。
大学受験の高校生の皆さんも 勉強しに来ています。
受験は、 待ってくれません。
受験生の皆さんに残された時間は、 だれでも平等です。
しっかり 勉強しましょう。 そして 自分の夢や希望を 大きく広げましょう。
一昨日 来てくれた 卒業生の吉野君が言っていましたね?
「親から 『勉強せんね』と言われているようでは、 自分はダメなんだと! 親から『体、 大丈夫?』と言われて初めて、 ちょっと自分はいいかもしれないと!思っていい」
自分のことなのに 親から指図されて勉強するようでは、 自ら進んでする勉強ではない、 自ら進んで積極的に勉強して 初めて点数が上がる 身につく 合格する勉強なのだと!
成功者の言だけに 重みがあったと思います。
吉野君は、 中2のときにお父様をなくされて、 自立心が否が応でも育たざるを得ませんでした。
少なくとも 勉強で母親を心配させるようなことをしない! と心に強くきめたそうです。
親を亡くすという 最もつらい経験でしたが、 彼を一回りも二回りも大きく成長させてくれました。
彼は 現在 京都府立医科大学3年生です。 あと3年で医師として 世の中に出て行きます。
京都大学から 京都大学大学院 そして 京都府立医科大学を経ていますので、 ちょっと他の人と比べたら 遅い社会人デビューですが、 きっと立派に社会貢献ができる よい大人になってくれると思います。
河竹会から 一人でも多くの夢を語れる よい大人が育ってくれることが、 私どもの夢です。
ちょっと へこみがちな今の日本ですが、 私は この長崎から 誇りを取り戻せる日本を支える「よい大人」を 世の中に輩出させていこうと思っています。
お正月なので、 ちょっと 大きく出てしまいました~
めでたいというより 気合を入れて ガッツリ 構えたい! そんな2011年1月1日です。
河竹会ブログ