河竹会ブログ

鉛筆

幼児教育の能力開発を勉強し始めてから、 ふと思ったのですが、 鉛筆の持ち方が 気になる生徒さんがたくさんいます。

人間の知能の発達は、 まず手指の動きからと言われています。

特に 親指と人差し指の使い方が、 きちんとできるお子さんは、 学力も高いという相関関係が見られるそうです。

生まれてから 親指と人差し指を使い始める最初の訓練は、 日本人の場合 「お箸」です。

「お箸」をきちんと持てるお子さんは、 鉛筆も正しい持ち方ができます。

鉛筆を正しく持つことができると、 字をきちんと書くことができます。

字をきちんと書くことができるお子さんは、 学力も伴います。

しかし 最近のお子さんは、 小学生・中学生 問わず 鉛筆の持ち方が 正しくない生徒さんが、 10人中4人ほどいるのでは?と感じます。 それだけ 学力面も心配な生徒さんがいるということです。

書いている最中に 写真を撮ったので、 ピンボケしています。 ごめんなさい~

この鉛筆の持ち方のおかしいところがわかられるでしょうか? 通常 鉛筆は親指と人差し指の又の部分に鉛筆を収めて そこを支点として 鉛筆を縦に動かして 書いていきます。

しかし 上記の生徒さんは、 支点が人差し指側にずれています。 そして 手を前後させるのではなく、 手首のスナップを効かせて手先だけで書いているのです。

書ければ いいじゃん!と言われそうですが、 この書き方では 疲れると思います。 しかも字のバランスを整えるのが、 難しい書き方です。

幼い頃、 矯正するべきでした。 一旦身についた習慣は、 なかなか 変えることが難しいと思います。

脳の発達と密接な関係がある お箸の訓練、 ひいては鉛筆の握り方にまで影響があります。

ご家庭の役割、 大事ですね?

保護者の皆さまへの ご提言も これから どんどん発信していきたいと考えています。

 

コメントを残す