アスリート魂

　昨日のＷ杯日本決勝リーグ進出を決めた試合、　興奮しましたね～
　サッカー音痴なワタクシでさえ、　グッときてしまいましたぁ～
　最近のワタクシの日常は、　毎朝５時過ぎに　あいちゃんの「ごはん　まだにゃ～」コールで始まります。　
　昨日は、　ちょうど　目を覚ました時、　「そうだ！　結果は？」と思ってＴＶをＯＮ
　３－１のスコアに　寝ぼけた私の目は、　「負けたのか～？」と思ってしまいました。　
　ところが、　その真逆　　　　　目点でございました
　素晴らしいですね～　　　本番で力を発揮するところが、　しびれますぅ～
　脚光を浴びる選手だけではなく、　選手の家族や　裏側で支えているチームスタッフの皆さんの苦労や　控えにまわっている選手の皆さんの思いが　全て結実したように感じます
　全世界をこれだけ熱狂させるＷ杯も　ビックリです
　スポーツは、　純粋に力あるもの　技術あるもの　強いものが生き残る熾烈な勝負の世界です。　
　力をつけるために　何年も　ひたすら努力を続け　精神的な葛藤を乗り越え、　今に至っているのですから、　たとえ勝っても負けても外側からいろいろ言えないような気がします。　
　ただ　ひたすら頑張って欲しいと声援を送り続け、　勝利を願うといったところでしょうか？
　決勝は一発勝負ですから、　次もぜひ勝って欲しい～と日本国民は全員祈っていると思います
　
　さて　昨日　中学３年生の兼子　晃治君が、　一冊の雑誌を持ってきてくれました。
　　　　　　　　　　　　　
（ソフトボールの専門誌です）
　兼子家は、　４人兄弟・姉妹です。　４人とも　河竹会で　お勉強していました。　
　次男の修治君（現在　群馬県新島学園高校３年生）が、　この雑誌に特集して掲載されているので、　晃治くんがもってきてくれたわけです。
　　　　　　　　　　　　　　
　次男の修治君は、　小学４年生から６年生まで河竹会で勉強しました。　
　小６の時、　中学受験をしたいと相談を受けました。　どこを受験するの？　と聞くと、　群馬県の「新島学園」と言います。　
　
　私は「？？？？？」　「なんで　グンマ？　　ニイジマ？」と　問うと、　「ソフトボールをしたいから」
　私と河内先生は、　反対しました。　
　理由は、
　①　もし故障したら、　遠方に進学することの意味がないこと（私立ですから授業料も高いです）
　②　（失礼ながら）ソフトボールがメジャーではないこと　
　③　中学校までは親元で過ごさせた方が、　総合的に考えてベターなこと
　
　しかし、　彼の意思は固く、　新島学園を受験し　進学しました　
　ソフトボールは、　オリンピックで女子が注目されるようになりましたが、　男子は目立ちませんね？　
　男子は、　小学生でソフトボールをした選手でも　中学校では野球に転じる選手が多いと思います。　
　その中で兼子　修治くんは、　ソフトボールを貫いて　今や全国レベルの選手に成長したわけです　
　彼は　帰省すると　顔を見せてくれます。　
　勝負に関わっているアスリートとしては、　拍子抜けするほど　温厚な性格です。　
　怒った顔を見たことがありません。　
　いつもニコニコ笑顔が絶えません。
　よく　小さな体で　ここまで成長したな～と思います。　
　ご両親も　１２歳で思いきって　手放したと思います。
　群馬って遠いですよね～
　（実は　河竹会のダルマは、　修治君のクラスメートのお父様がダルマ職人さんなので　紹介いただいて　毎年お願いしています。）
　遠い群馬で　頑張っている姿を　雑誌を通して　見ることができて　とっても嬉しく思いました　
　生徒の皆さんにとって　勉強と部活の両立は、　なかなか大変なことだと思います。　
　これまでも　河竹会で全国レベルのアスリートとして　勉学に励んでこられた生徒さんは、　たくさんいました。　
　卒業生の中に、　サッカー、　ラグビー、　陸上などで全国制覇を成し遂げた生徒さんがいます。　
　皆さん　練習は一生懸命して、　勉強も手を抜くことがありませんでした。　
　好きなことをするためには、　勉強も手を抜かないのが　彼らの姿勢でした。　
　練習して　遅れてきたら、　自主的に残って　自習し、　わからないところを全部聞いてから帰宅していました。　
　「できる人」は、　全てにおいて手法は　同じだと思います。　
　一生懸命、　ズルをしないで　ごまかさないで　努力の手を緩めないのだと思います。　
　ホントに　素晴らしい姿勢ですね？　
　毎日・毎日　同じようなことを積み重ねていくことで、　技術的にも人間的にも　厚みが出てくると思います。　
　そんな先輩達の姿を皆さんもぜひ　お手本にしてください