アルバイト講師

　今日は、　河竹会のウーマンパワーアップを目論んで、　研修とまではいきませんが、　女性のスタッフといろいろなお話をしました　

　私も　改めて自分の仕事を振り返ることができました　

　私の仕事は、　教えることが一番大事なことです。　しかし　教えることだけが、　私の仕事ではありません。　

　仕事の範囲は、　多岐に渡っています。　

　仕事は、　なるべく短時間で効率よく　済ましてしまいたいものです　

　そのためには、　「段取り」というものを　考えて動かないと、　自分が困ったり周りに迷惑をかけたり、　授業がうまく進まなかったりします　

　しかし　一生懸命計画を立てて　実行しても、　予期せぬことが起こって、　計画通り進まないことも　仕事をしている中には発生します　

　そういう時、　臨機応変な柔軟な考え方と判断が必要になります。　

　私も２２歳で就職してから、　たくさんの失敗とさまざまな経験を積ませていただいて、　なんとかピンチを切り抜ける方法を習得しつつあるのかもしれません　

　若い講師の先生たちが、　器用な立ち回りが最初からできる訳ありません　

　しかし　最初から　あきらめてできない！　と決め付けてかかるのと意識をもつのとでは、　大違いです　

　コピー一枚　とるのも　最初は、　ヘタクソです（笑）　

　最近のコピー機は、　優秀なので、　あまり写し損じはありませんが、　最初は真っ黒だったり、　逆に薄かったり…　

　それでも　コピーをとれと言われたら、　見やすいかどうかも判断せず、　とったコピーを色が黒かろうが薄かろうが、　歪んでいようが、私の机の上に平気で置いていくことも　初心者にはありがちです。　

　これは、　状況判断が「０」です　使いやすいか　使いにくいか　見れば一目瞭然です。　相手のことに対する思いも足りません　

　これでは、　生徒の皆さんに教える心構えからして　問題です　
　　
　印刷するのも　印刷機が回っている間に　ボーーーっとしているのと　次は何をするのか？考えて次の行動の準備をして印刷をするのでは、　印刷にかかる時間が全く違います。　

　
　仕事は、　ただ漫然とやれば、　時間だけは経過していきます　

　しかし　意識が変わると　仕事を効率的に終わらせるだけではなく、　相手も喜んでくれる喜びや達成感・満足感も得られます。　

　生徒の皆さんに教えるために、　今日は　そんなお話をして、　その後食事をしました。　

　食事をする時も、　「どんなサービスをしてもらえるか？　してもらったサービスが嬉しいことか？　大事に扱ってもらえることがどんな喜びや心地よさにつながるか？　ちゃんと観察してね？」と言って、　食事をしました～

　私は　アルバイトの先生も立派な「先生」と思っています。　

　意識を持たない正社員の先生よりも　意識を高いレベルで持っているアルバイトの「先生」の方が、　どれだけ生徒の皆さんにとってありがたい存在か　わかりません。　

　そのために、　私が持っているものをきちんとアルバイトの先生にも伝えておくことが　大事です。　

　研修という仰々しいものというより、　これから仕事をしていく仲間として　共有しておきたいこと、　そして同じ女性として働いているちょっと（ホンのちょっとだけです）先輩として（偉そうですが）、　サポートしておきたいことを　今日はゆっくりお話できました。

　若い先生には、　教える先生としての技術・人間性を磨いてほしいと願っています。　

　「○○先生がいい～」「○○先生に教えてほしい～」という声が　皆さんの中から出てくれば、　私にとって　この上なく嬉しいことです