河竹会ブログ

育てる

ある生徒さんから お土産をもらいました。

とってもかわいい箱に入っています。

あけてみると 同じ絵柄のマグカップです。

まあ カワイイ

我が家のれンちゃんに似ています。

どこかに行った時、 楽しんで気分転換して勉強のことも塾のことも忘れて発散してきてねーーーと思っています。

私も 思いっきり忘れてしまうタイプなので・・・

でも 私たちのことを考えてくれているとは、 ありがたいことです。

この生徒さん、 結構 私から 相当な注意を受けているのです。

ヤル気がなければ、 やめていいんだよ! と何回 言ったことか?

言われて痛かったことが何回もあるはずです。

注意する時は、 私も痛いんです。  言いたくないこと、 言いたくない時もあります。 でも 注意するタイミングというものがあります。

今 放っておくと この後に苦しむことになる、  今 見逃すと 悪い習慣になってしまう という時があります。

そんな時は、 全力で 引き戻すべく、 私は真剣に話します。  真剣に向かい合わないと どれだけ大変なことなのか子供たちには伝わりません。

でも 真剣であればあるほど、 ホントに伝わっているのか 心配になる時があります。

注意されたということに対して 反感しか抱かない場合もあるからです。

そういうことにならないように注意を払っていても 受け取り方は、 相手次第です。

このマグをプレゼントしてくれた生徒さんは、 優しい心をもっているのですが、 私から注意されることが多くて、 きっといやだろうなあ〜、 私のことは嫌いだろうなあ〜 なんて思うことが ありました。

でも お母様に聞いてみると、 自分でお土産を真っ先に探して、 その上 自分のお小遣いで このカップを買ったらしいのです。

とっても 嬉しく思いました

私は一人一人の性格を考え指導しているつもりでも 時に迷うこともあります。

想いが伝わっているかどうかは、 実は 不安を伴うことが往々にしてあります。

でも 私たちが やっていることは、 この生徒さんにとって ちゃんと受け止めてもらえているのだと 感じました。

ありがたかったです。

やはり 教える者は、 生徒から育てられると思います。

教師は 決して 生徒より 上の存在ではありません。

教師は、 生徒より知識が 多いだけ。

生徒から教えられることがあって、 教師として成長できる喜びを 新年早々 味合わせていただきました。

もっともっと生徒の皆さんや保護者の皆様に信頼されて、 河竹会に行ってよかったと言われるように がんばろうと思いました

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