河竹会ブログ

相談

 昨日は、 ブログをスキップしてしまいました~悲しい  書く気分じゃない~というわけではありませんノーノーが、 高校3年生の皆さんが最後の学年末試験に備えたいということで、 教室を開けた後、 なにやかにやとやっているうちに 一日が終わってしまいましたたらーっ 

 帰宅してから、 あいちゃんの猛烈な「好きよラブラブ好きよラブラブ」攻撃に 思わず 笑ってラッキーしまいました。

 

 *「好きよ好きよ」攻撃とは、 私のひざに あいちゃんが乗って「ニャー」と叫び、頭を上へ向けます=頭をなでて~ラブラブという仕草です。 それを何回も繰り返し、 私のひざの上でゴロゴロと心地よい音を出します。 私が帰ってきたときのセレモニーです。

 癒しの瞬間ですね(笑) 癒しにトロトロしているうちに、 あら! ブログが!!びっくりたらーっ 生徒の皆さんには、 毎日続けることが大事と言いながら、 肝心の私がこれでは、 いけない!モゴモゴ と反省しました。 

 さて 気を取り直して…  

 
 最近 保護者の皆様のご相談が 多いので、 少し 今日はその辺を書いてみたいと思います。 (まじめなお話です。) 

 相談内容で 多いのは、 子供への接し方です。  特に思春期のお子さんの扱い方で、 疲れきっているお母さまが多いと思います。 

 折りしも ご自分の病気と子供の将来を悲観して 子供の命を絶ったという福岡のニュースもありましたね?

 私は このニュースが特別な家庭とは、 思えません。 どこの家にでも起こりそうな 最近の相談内容だと思います。 

 私は おこがましくて 「子育てはこうしなさい!」「あなたの接し方は、 間違っていますよ!」なんてことは言えません。 

 目の前にいるお母さまは、 ホントに悩める一人の母なのです。 

 自分の思いを理解してくれない子供、 夫は 「お前の子育てが間違っていたからだろう~」と自分は無関係のような責任転嫁の発言しかしない、 舅や姑が子育てや子供の進路に口出ししてくる、 誰にも言えない孤独感。

 とっても閉塞的です。 どこにも解決の糸口を見出すことができず、 ひとり悶々と苦しんでいる母親像が浮かんできます。

  
 
 私が お話を聞いて スッパリと解決策をお伝えできればいいのですが、 それはできません。 (できるほどの知恵と能力がありません。)

 解決策は、 実は悩んでいるご本人の中に 持っていると思うのです。 それが 目の前に展開される数々の出来事で混乱し見失いそして一人落ち込んでしまうために、 解決策が見えなくなってしまいます。 

 私は ひたすらお話を聞くだけです。 本当に心を寄せて ただ聞くだけです。 それだけでも、 心が開放されるお母さまがとても多いのに、 私が驚いてしまいます。 

 ずっと言えずにいた。 誰かに相談しようと思っても、 なんて思われるか怖くて言えなかった。 近所の噂になるのも怖かった。 学校の先生に言うと、 子供が偏見を持たれてしまうかも知れない。 

 どれほどビクビクして 恐怖感と闘いながら、 それでも「私がしっかり支えなければ」と自分の足が折れそうなのを必死で歯を食いしばって立っている母が多いことか、 今さらながら お話を聞くたびに この社会構造に対する私の力の無為さと憤りを感じずにはいられません。 

 私のところへ来て、 お話できる方はまだいいのかもしれません。 

 お話しすることすらできないお母さまは、 もっともっとたくさんいると思います。 

 水面下のくすぶっているマイナスエネルギーは、 恐ろしいと思います。 なぜならそのエネルギーが爆発した時、 犯罪へと一足飛びに進むからです。 

 子供が受難の時代です。 母親も受難の時代です。 もっと開放されていいと思います。 そうでなければ、 明るい未来はないような気がします。

 私のところへお話に来れなくて 悩んでいる方に、 申し上げたいです。 みんな同じ悩みを抱えているということを知ってください。 誰かに助けてもらうことは、 恥ずかしいことではありません。 

 悩んでいることや苦しいことは、 心から助けを求めれば、 必ず救いの手が差し伸べられるものです。 

 
 何回も言いますが、 私は解決策は知りません。 でも 一緒に考えることはできます。 私と話しているうちに 心が落ち着いたり、 自分で問題に気づかれる方もたくさんいます。 

 時には、 こんなお話でよかったのかな?と思うこともありますが、 真剣に話を聞いてくれたという思いが、 その方の心の安定につながることもたくさんあります。 

 なんだか偉そうなことをたくさん 書いてしまいましたが、 私にもこれまで 恥ずかしくなるような数々の失敗と 私の心が未熟ゆえに 他人を傷つけてきたことが、 たくさんあります。 

 ですから 偉いことは言えません。 でも そんな私でも 求められれば、 お役に立ちたいと 思っています。 

 塾の先生に相談?と 思われる方がいらっしゃるかと思います。 10年前だと考えられませんでしたね?

 先ほども言いましたように、 学校に関係することは影響がどこに及ぶかわからないと 子供と保護者は恐れています。 

 私には、 なんの利害関係もありません。 私が成績をつけるわけでもなく、 私が何かしら権力を持ち合わせているわけでもありません。 何のしがらみもありません。 

 私は カウンセリングに携わる者のはしくれとして、 ただ 心を込めて 悩みをお聞きすることと、 聞いた内容を具体的に述べない守秘義務に 沿うだけです。 (守秘義務例外はあります)

 
 そういう安心感からか、 相談が増えています。 

 
 でも 暗闇を通り抜けた方と ばったりお会いしたりすると、 とってもお元気になって お声をかけていただいたりします。 

 よかったな~と思う瞬間です。 お子さんも元気で 学校の成績も頑張っていますよ~なんて聞くと、 「よかった!」と心から嬉しく思います。 

 悩みって、 ずっと続くことはないと思います。 客観的には あるいは 結果的には 悩みは続かないものだと思えることでも、 今 この時に感じていることが 大事です。 

 もし 何か あればご連絡ください。 

 (このブログは、 あくまで河竹会の生徒さんと保護者の皆様を対象としています。 もし河竹会の会員様以外の方のご相談でしたら、 コメントではなく 河竹会へ メール(e-mail coachkai@ruby.ocn.ne.jp)またはお電話でご連絡ください。 その際 お名前とご連絡先を明記してください)
  

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