河竹会ブログ

受験生の親

 今日から 中学3年生の皆さんの日曜特別演習が始まりました。 

 今日は1日目。 全国標準テストを実施しています。 いよいよ 勝負がかかってきます。 

                   

                   

 10月、11月 のテストの結果は、 これからの成績の伸びを予測するのに かなり 参考になります。 このテストである程度の結果が出れば、 今後に期待が持てます。 

 しかし このテストで結果が出ない時は、 精神的に 苦しい状況が予想されます。 

 10月、 11月の試験で 少しでも伸びが 見られれば、 希望や自信が 出てきます。 その勢いが出てくることが、合格のポイントです。 そのために 6月ぐらいから勉強するようにと言い続けてきました。 誰でも 勉強して結果に結びつくまでに、 2~3ヶ月かかるからです。 

 この時期になると 誰でも勉強し始めます。 ついてしまった差を縮めるのは、 難しくなってきます。 

 しかし 勉強しているといっても、 本気で勉強している人は、 まだ 数の上では わずかです。 ついてしまった差は、今なら まだ間に合います。 しかしこの時期が 限度!

 今日も 全国標準テストを実施している傍らで、 保護者の皆様と二者面談をさせていただいています。 

 保護者の皆様の心配は、 かなりのものです。 それに加えて 子供の反抗も ものすごいという お声があります。 

 扱いにくい時期に なって、 受験も重なり、 それぞれが イライラしている様子が伝わってきます。 

 高校入試説明会でも お話しましたが、 やはり お子さんの様子をよくご覧になって、 どういう言葉をかけたらいいか(あるいはかけない方が いいのか)大人の方が 考えると ことは そう荒立ちません。 

 何を伝えるかというより、 子供が反抗するのは、 90%が 親の「言い方」なのです。 子供にそんな気を使うなんて!と思われるかもしれません。しかし 気を使うのではなく、 頭を使って 賢く誘導したもの勝ちだと 思うのです。 

 確かに 子供の口の聞き方が悪かったり、 考え方が未熟だったりします。 過ちを徹底的に正さないといけない時もありますが、 同じ土俵の上に乗って 勝負をしても らちが明かないことが ほとんどなのです。 

 親が 子供に仕掛けられたゲームに乗っては いけません。 同じレベルで言いあいをしても、 気分の悪さだけが残り建設的な話は 全くできません。 

 どうしたら 気持ちよく 勉強に集中できるかを 考えてください。 何も言わない方が、 いいこともあれば、 かかわってほしいと 子供の方が 思っていることもあります。 

 本当に それを 見極めるのは、 難しいですね? 

 でも これも 意識を持って 日々 子供を見つめるのと、 見つめないのでは、 結果は違ってくると思います。 意識があると習慣づけも できてきます。 

 受験は、 子供が がんばらなければならない 関門ですが、 ある意味 親が試される 試練でもあります。

 「がんばれ 受験生!」ならぬ 「がんばれ 受験生の親!」というのが、 実感です。 

コメントを残す