昼間は 暑いくらいですが、 朝晩の温度差には ちょっと晩秋の感じさえするようになってきました。
青森に行った 卒業生の三和さんから、 白神山地の中の湖の写真を送ってもらいました~
やはり 北国の紅葉は、 1歩も2歩も早いようです。 そして寒さのせいか、 色もさえわたっているようです。
実物は、 きっと感動ものでしょう~ ありがとうね!
昨日は、 小学生に ティエラオープン模試をしました。 皆さん「えーーーーーっ」という声を発していましたが(笑)、 一生懸命 問題に取り組んでいました。
取り掛かりの集中力は、 なかなかのものです。 小学生の皆さんは、 まだ試験慣れしていないので、 見直す作業は上手にできないようです。
少しずつでも 自分が出した答えが 合っているか 確かめ算をするなど、 解きなおす癖がつくと いいと思います。
先日から 面談をしているのですが、 いろいろリクエストも 保護者の皆様から出ています。
また 他塾から 移ってきた方からも お話を うかがっています。
塾を変わるというのは、 保護者の皆様にしても 生徒もの皆さんにしても 一大決心だと思います。 塾を変わってくるには、 それ相当の理由があるはずです。
よく 世間では、 「塾が合わなかった」という言葉が聞かれます。 塾が合わないというのは、 授業形式が合わないのか、 担当の先生が合わないのか、 塾の方針が家庭の方針と相容れないのか? 「塾が合わない」というのは、 個々に見ていかないと 実のところ よくわかりません。
しかし 塾を変わる一番大きな理由は 成績が伸びない!ということです。
河竹会でも 前に通っていた塾では、 成績が伸びなかったからという理由で 入会されてくる方が います。
中には 3ヶ月単位で 塾を転々としている方もいらっしゃいます。
そういうふうに 塾を変えて 河竹会に入会してこられる方は、 河竹会に対して ものすごく期待して入会してこられます。
3ヶ月も通えば、 入会前は5教科で200点きっていても、 定期テストで400点ぐらいは すぐとれるようになると期待していらっしゃる方もいます。
大変 ありがたいことです。 その期待に お答えするのが、 私達の仕事だと 思います。
先日面談した方も、 河竹会に 入会したら、 ものすごい 勢いで 成績が上がると 思っていらっしゃったようです。
しかし 私が一番最初に見たところ、 覚えるということが できない(やったことがない)生徒さんでした。
入会した手の頃は、 覚えるだけでも四苦八苦。
これは 持久戦と思いました。 しかし その生徒さんは、 一生懸命泣きながらでも 努力し、 徐々に点数も 上がっていきました。
本人にとっては、 初めて こんなにいい点数をとった!と喜ぶほど、 成長が見られるようになりました。
しかし 保護者の方にとっては、 そのくらいの成績の上がり方では、 不満なのです。
入会前に比べれば、 60点以上 上がっています。 というか まだまだ 成長途上だと思います。
成績の上がり方は、 生徒さんによって 個人差がかなり あります。
河竹会の生徒の皆さんは、 みんな成績がいい生徒ばかりと 思われているところがあるようですが、 実は 本当に大変 心配な生徒さんも お預かりしています。
5教科で100点いかない 生徒さんもいらっしゃいます。 でも 子供には 一人一人の個性が あります。
お勉強ができないことが コンプレックスに なっている生徒さんもいます。
その子なりの 成長が できていけば、 私は いいと思っています。 成績が 少しずつ よくなっていったことで、 とても 明るくなった生徒さんもいます。
そうやって 成長した結果として、 河竹会に通っている生徒の皆さんは、 みんな成績がいいと言われるなら、 私も合点がいくところです。
しかし 保護者の皆様が、 プロセスより結果を求めていることは、 充分 承知しています。
どんな 成績の 生徒さんでも、 短時間に ものすごく 成績を上げるということができれば 一番望ましいでしょう。
そして 本当の力―考える力―を 短時間で習得できれば、言うことは ありません。
ただ 今のところ 河竹会では、 短時間に ものすごくというのは、 なかなか実現しがたいと思っています。
特に 実力をつけるのは、 一朝一夕では 成し得ません。
しかし (物理的な障害がなければ)どんな成績の生徒さんでも、 粘り強く取り組めば、 成績を上げるということは、 実現可能だと思っています。
そのためには、 私も 本人も 努力と忍耐を 続けていかなければならないでしょう。
まずは、 本人の自信を 取り戻してもらい、 それから 保護者の皆様の満足を得られるように、 今日も 私なりの努力を 積み重ねようと思います。
長い目で ちょっと 余裕を持って 見てくださると 私も ありがたいです。