河竹会ブログ

子供の未来は?

 中学3年生の皆さんの三者面談やご相談で、 毎日忙しい日々を過ごしています。 特に今週は、 学校の推薦入試の申し出の締め切りが迫っているので、 ご相談や自己推薦文の添削で、 目がまわりそうです。冷や汗

 面談をしていると、 ご家庭の中で 意見が集約されていない事があります。 一方的に保護者の方の意見を述べ、 子供の意思は反映されていなかったり、 面談の席で初めて、 保護者の方が子供の口から志望校を聞いて驚かれたりすることがあります。 

 親子の対話ってどうなっているのだろう? 心配になります。 

 最近は、 夫婦共働きで いつも忙しい方が増えています。 「ついつい子供のことは本人任せで、 後回しになってしまっています。」と正直に反省される保護者の方もいらっしゃいます。 

 「本人の事だから、 本人の言うとおりにします!」というのは、 一見理解のある親という好印象を持ちがちですが、 敢えて私は、 「それでよろしいでしょうか?」と申し上げたいと思います。 

 確かに本人のことですから、 本人が意思をしっかり持っている子は任せていいでしょう。 しかし本人で考えきれない事が多いのです。 何でも選択できるから、 かえって迷いも多いのです。 

 そこに助言を与えてあげられるのは、 一番近くにいる保護者の皆さんではないでしょうか? 

 一緒に考える時間をどうか共有して下さい。 純粋で少々幼いお子さんは、 情報や知識が必要です。 お子さんに見合った道を一緒に考えましょう。 

 私達はただ偏差値の輪切りで、 この高校が合格できる できないの判断材料だけを提供しようと思っていません。 能力はもちろんですが、 この子供が大人になった時、 社会でどのような貢献ができるか? 適性はどうか? 喜びをもって過ごせる方向はどちらか? このような観点から高校受験の助言をさし上げようと思っています。 

 子供の将来は、 輝く喜びに満ちたものであってほしいのです。

    
 

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