河竹会ブログ

ステキな絵葉書

 今日 河竹会に来て、 ポストを開けたら、 こんなステキな絵葉書が…

 今週日曜日に結婚した井上 健司くんのお父さまとお母さまからの 絵葉書でした。 ご丁寧に ありがたいことです。ラッキー 

 色調が 柔らかくて ホワンとした雰囲気です。 こんな絵が描けたらいいな~と 思いながら 拝読しました。 

 お礼を言わなければいけないのは、 こちらの方なのに…

 卒業生の皆さんは さることながら、 こうやって 保護者の皆様とのつながりが いつまでも 続くことは、 私達にとって何よりもの財産です。 

 井上くんを教えていた頃は、 私達もまだ20代、30代と経験が浅い 未熟な講師でした。 (いまだに成長できない部分は多々ありますが、) やはり それを温かく見守って いただいたのは、 当時の保護者の皆様だったと思います。

 「末永くご指導下さい」との文面に、 こちらの方こそ と思わず葉書にむかって 頭を下げてしまいました。 

講師として駆け出しの頃は、 保護者の皆様は 全員 私達より 年上でした。 何を どう お話すればいいのか、 最初は戸惑うことばかりでした。 

 偉そうなことは言えないし、 でも ちゃんと 伝えないといけないことは あるし…、 怒らせたら どうしよう? 

 考える必要のないことまで考えて、 面談の日は ブルーになることが 頻繁にありました。 

 それでも 保護者の皆様が、 話を合わせてくださって ずいぶん 助けていただきました。 

 今は 保護者の皆様が 同年代 または 年下になりつつあります。 ちょっと複雑です。たらーっ 

 自分の気持ちとしては、 あまり変化がないのですが、 確実に 年齢は加算されていきます。

 年上になれば 話しやすいかと言えば、 そうでもありません。 今度は、 年上の私にむかって 話しにくいことはないかしら? 保護者の皆様が言いたいことを 私がきちんと受け止めているかしら? と 別の視点で、 気になります。 

 
 年を重ねれば、 何でも 上達したり、 うまくなるかと言えば、 なかなか 難しいと思います。 経験智という部分では、 機転がきく部分が出てくるでしょう。 しかし 私達の仕事の相手は 「ひと」です。 相手によって、 自分を変えないといけない時があります。 柔軟性が 大事です。 

 年上、 年下 という視点よりも、 常に 感性を磨いておかなければなりません。 
そして 教えるスキルにも 磨きをかけなければなりません。 やはり 毎日が 試されているような気がします。

 私達の仕事は 小さなことの積み重ねで、 結構地味なことの繰り返しです。 

 でも この地味な仕事が、 生徒の皆さんの 心のどこかに 残って、 大人になった時に 振り返ってもらえれば、 こんなに 幸せなことはないと 思います。 

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