中学3年生の皆さんは、 今日も がんばっています。
この時期になると、 神経質になったり 感情のコントロールが難しくなる生徒さんもいます。 合格できるか ドキドキしながら、 見えない恐怖と戦っているのです。
来週は いよいよ 公立高校の推薦入試です。 皆さん 学力だけではなく 小論文をうまく書けるか、 面接で好印象を与えることができるか、 制服や髪の毛、 つめなど チェックに余念がありません。
合格できればいいですが、 できなくても また 一般入試のチャンスがあります。 気持ちを楽にして、 試験に臨みましょう。
この時期になると、 一回一回の試験の点数も気になります。 点数がとれた・とれないで 一喜一憂してしまいます。
気持ちは充分わかりますが、 3月の本番で点数がとれればいいのです。
落ち着いて 覚えていないことは、 覚えましょう。 理解できていないことは、 先生に質問して 理解しましょう。
教えている者としては、 全員合格して欲しいと 心から願っています。
しかし 全員合格してもらうためには、 まだ合格ラインに到達していない生徒さんを 救わなければなりません。
あと2ヶ月をきったこの時期、 どれだけの生徒さんを救うことができるか、 私達指導する者の熱意と技術にかかっています。
いわゆるボーダーラインにいる生徒さんを ボーダーを乗り越えさせるところまで 引き上げていくのが 残りの日々に私達がやることの全てです。 「この生徒!」とターゲットを決めて、 思いきり鍛え上げていくこともしばしばです。
入試は 数字に裏づけされたデータで 判断をしていくものですが、
私たちの中で 大事にしているのは、 実は「直感」です。 直感なんて そんないい加減な?と思われる方もいらっしゃると思いますが、 直感で 「大丈夫」、 直感で 「まずいかも?」と思うことは、 これまでの経験でほぼ100%的中します。
直感は、 その生徒さんの顔を見ていて 感じたりします。 点数表を眺めていて 思うこともあります。
「まずいかも?」と思う生徒さんには、 さまざまなアプローチをします。 その生徒さんの性格や 現在の心理状況を考えながら 教えます。
そして 「できるのではないか?」 「いや きっとできる!」と確信をもてるように導いてあげることが、 不安を確信に変えていくプロセスです。
ですから 後ろ向きの姿勢や言葉かけは、 NGです。 プラスストロークの言葉を 浴びせかけます。 ちょっとできたらオーバーリアクションでほめたたえるぐらい ヤル気の芽をぐいぐい引っ張り上げるのです。
生徒さんのノートや答案を見たら、 できていないことを最初に指摘するのではなく、 できていることからサポートします。
その後で できていないことに視点を持ってきます。
この時期 できていないことの多くは、 ミスです。 わかっていながら ミスしてしまうということが、 点数を失う一番の原因です。
確実性を高めることが、 大事です。
昨日も 中学一年生の 基礎の基礎から もう一度 問題を解いてもらいましたが、 あまりに簡単な内容なので、 たかをくくったか 日頃5教科で450点以上あげる生徒さんが、 とんでもない凡ミスをしていました。
意外と 簡単な問題ほど 不注意を起こしやすいとも言えます。 基礎問題は確実に解く。 確実に点数を上げるということが要求されます。
どんな問題でも 固く点数を上げることが、 合格へのプロセスです。
ここからは、 私たちも正念場! 腹をくくって、 最後の仕上げに力を尽くしていこうと思っています。
一人でも 多くの生徒さんを 第一志望校に送り出すために、 がんばります!
生徒が、神経質になっているといいつつ写真を撮るのは生徒のことを思ってではなくて、宣伝のためですか?