河竹会ブログ

生徒の評価

先日から 私立高校の 学習塾を対象とした入試説明会に出席しています。

私立高校は、 だいたい終了しました。

どこも 一生懸命だと思いました。

さて 学校の思いは、 さておき 実際に受験する生徒の皆さんの感想は、 どうでしょうか?

オープンスクールに参加する生徒さんは、 男子より女子の方が積極的のようです。

女子の場合、 やはり 純心高校と活水高校の2校は、 ほとんどの皆さんがオープンスクールに参加しようと考えるようです。

実際 行ってみて どうだった? と聞くと 次のような感想が上がりました。

(純心高校)

まじめ、 勉強を一生懸命する、 圧迫感がある、 校舎が古い、 暗い など

(活水高校)

通っている生徒が 明るい、 生徒の対応が優しい、 ゆるやか、 校舎がキレイ など

活水高校の方が、 生徒の中では 評価が高いのです。

これは、 不思議なことです。

10年前は、 純心高校の評価の方が、 高かったのです。 活水は、 ちゃらちゃらして 勉強しない、 一方 純心は、 ちゃんと勉強して他校(純心大学以外の大学)にも進学できるように指導してくれる・・・

学校の実態は、 10年前とそれほど変わっていないと思うのです。

しかし 生徒の評価のポイントが、 勉強させられる学校より ゆったりとした学校の方がいいという点に移ってきているようです。

活水高校は、 今 改造中なので、 新しい施設ができて とても好感度は 上がっていると思います。 大人の目から見れば、 それだけではね~と思うかもしれませんが、 通う身とすれば毎日のことです。

そして 活水高校の生徒さんは、 ものごしが柔らかくて 優しい話し方や対応だったというのが、 中学生にしてみれば ポイントが 上がる要因だったようです。 先輩の影響は、 大きいですね?

塾とすれば、 いろいろ美辞麗句を並びたてられても、 その学校の生徒さんを預かっていれば、 自ずと学校の実態は わかります。

ですから、 包み隠さず 率直な言葉で現場のことを語ってくださる学校は、 とても好感が持てます。

また 学校の顔である 校長先生の人柄も 大事ですね?

魅力的な 校長先生がいる学校は、 おそらくよい学校だと思います。

そして 入試説明会と称しながら、 肝心な点は 公開していないというのでは、 説明会とは言えない という点も 指摘したいと思います。

たとえば、 英語のリスニング問題は、 公開していない学校が ほとんどです。 南山高校だけ リスニングCDをつけてくれます。

その他は、 原稿すら公開しない学校があります。

また推薦基準も学校によって 公開・未公開の差があります。

公立高校が 試験問題の配点を公開していないので、 私立高校も準じていると思いますが、 配点の公表も強く望みます。

たくさん受験して欲しいのであれば、 もっと多くの情報を提供して欲しいというのが、 今の感想です。

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