目点

　わが甥っ子のまなむくん、　来週から幼稚園デビューです

　いよいよ社会の荒波にもまれていく日を迎えます。　最近は　お友達と遊ぶことが楽しくて仕方がないようです　

　遊びに夢中になるあまり、　ママから注意されることもしばしば

　しかし　まなむくん　どこで学んできたのか？　ママから叱られると
「ママさん、　まぁくんを愛してください～」と言うそうです。　

　それでも　言うことを聞かないので、　ママが雷を落とすと「まぁくんの愛が消えていく～」と言うらしいのです。　

　いや～４歳児のボキャブラリーって　目が点になってしまいます　どこから　言葉を仕入れてくるのか？おそらく　テレビだとは　思いますが、　その運用が日常に生かされている点は、　驚きです。　

　お手紙も　よく書いてくれるのですが、　おそらくまぁくんママが　文章を言って　それをひらがなで書いているのだろうと思っていました。　

　しかし　聞いてみると、　文章も自分で考えて　書いているとのことでした。

　いつもお手紙とお絵かきがセットになって　送られてきます　

　伸び伸びとした字と文章で、　好きな絵を描いて　楽しんでいる様子が伝わってくるのが、　とても楽しいお手紙です。　

　私は　お絵かきがコンプレックスだったので、　お絵かきが大好きでうらやましいな～と思っています。　

　
　私のコンプレックスは、　「この子は、　ホントに絵が下手ね！」という母の一言がきっかけでした。　

　確かに下手だったので、　母が言ったことは　正しいのですが、　やはり子供心にドーンと響きました　

　親は　なにげに不用意な一言や　声かけをしてしまいます。　

　よくなってほしい～、　困らないような成績をとってほしい～　というのは、　親の持つ共通の願いだと思います。　その力みが　子供に無用な　負荷をかけてしまうことがあります。　

　私は　自分が抱いたコンプレックスを解消するために　今　絵の教室に通っています。　ホントにへたくそなので、　上手になれないのですが、　それでも　自分の中で　嫌な思いを持ち続け　避けることは、　もっと嫌だな～と思っています。

　甥っ子のまなむくんが、　今後　どんな成長を遂げていくか？　楽しみであり、　心配でもあります。　

　でも　私は　いつも　まなむくんの味方でいたいな～と思っています。　
　（そう　ちょっとおこがましいのですが、　私は子供の味方でいたいというのが基本ベースにあります）
　

　人の成長って、　就学前から小学生の間にある程度　ベースができてしまいます。　

　心豊かに　けれども　基本となる学習ベースはしっかり習慣づけられるように、　バランスをうまくとりながら成長していってほしいと思います。　

　そして　ホントに人を思いやる温かい心を持った　能力が高い大人が　日本にたくさんいてくれるといいなあ～と心から願っています