昨日の小学生の授業中に ちょっとビックリしたこと!
普通は、 右から左へ漢字練習をしますが、 逆に書いている生徒さんがいます。
つまり 左から右へと書いています。
黙って 見ていました。 どうして そういう書き方をしているのかな? と思っていました。
しばらく書いたところで、 右手の小指の下を見ています。
黒くなっていないか確かめているのです
あーーー この子は、 漢字の練習をたくさんすると こすれて手が黒くなるのを 防いでいるのだな?と思いました
聞いてみると、 いつも漢字練習をすると手が黒くなるので、 嫌な気分になっていたようです。
私は、 「何しているの! ちゃんと書きなさい!」と注意しなくて よかったと思いました。
普通は、 決まった書き方をしないと 注意するところでしょうが、 子供なりに創意工夫をしていたのです。
そういう時に 頭ごなしに 注意しなくてよかった~と思いました。
そして なかなか 頭を使うことができるな~と 感心してしまいました。
こういう発想ができる子供は、大人になったときに、 何かを発明したりシステムを作り上げる才能をもっていると思うのです。
子供って 大人が思わないことを パッとやってしまうことがあります。
大人は、 常識的な範疇から外れると、 つい注意したり叱ったりしてしまいます。
でも よく観察したり、 子供の言い分を聞いてみると、 大人が気づかなかったことを 発想したりしています。
そういう時、 その子供の発想を 認めてあげると 何かの成長のきっかけになったりします。
私も 昨日は 危ういところでした
子供の心や発想を受け止めるには、 ゆったり余裕を持って 構えておかないと いけませんね?
うっかり成長の芽をつぶしてしまうことに なりかねません。
日々の授業の中の出来事でしたが、 ハッとした一瞬でした