皆さんは、 ブランド物って お好きですか?
ブランドも いろいろ ありますね?
昨日の 子供たちの会話の中で、 時計のGショックが どうのこうの という話が出ていました。
私は、 全く 疎いものですから、 「Gショックって高いと?」と聞くと、 「高いのは、 10万円ぐらいするのもありますよ!」と 中学1年生の 生徒に 教えてもらいました。
「ブランド」という響きが、 なんとも いい響きです。 私の母の世代だと、 「ブランド」ではなく「メーカー」です。
「ブランド」という言葉は 優雅な 感じがしますが、 「メーカー」だと 若い人達だと 「ダサーーーっ」と言われそうな語感です。
私は 「ブランド好きそうー」と 言われます。 でも 実態は、 ブランド物を あまり持ちません。
海外に行ったときは、 記念に 買ってくることもありますが、 基本的には 買い求めません。
リサイクルショップを経営している友人から、 「いらなくなったら、 売ってね?」と お声をかけられますが、売れるものを 持ち合わせていません。
ブランド物を持たない(持てない) 一番の理由は、 経済的余裕がないから。
二番目の理由は、 ブランド物と私が 対等でいられないから。
三番目は、 外国ブランドに 奉仕したくないから。
以前聞いた話で、 ある地方銀行の会長の奥様は、 必ず 地元資本のデパートで お買い物をするそうです。
東京資本の大手百貨店では、 絶対お買い物をしないそうです。 それは、 地元が潤わないと 自社も 潤わないからです。
地元を大事にしないと 自分の生活にも 経済サイクルによる影響があるから、 地元や地場の企業を大事にされているそうです。
これは、 大切な心だと思います。
私も 考えてみると、 身につけるもの、 口に入れるもの、 全て 日本のものです。 特に 食に関しては、 長崎県産を こよなく愛しています。 一番 新鮮で 安全で おいしいですからね?
化粧品も お洋服も 全て 国産です。 日本人の 体質や肌質、 体型やサイズというものが、 国産メーカーが研究し尽くしていると 思うのです。
高くて ステキで そのものだけを 見ていると ブランド物は素晴らしいのですが、 自分が持ち合わせると なんだか浮いてしまうような ブランド物には、 少々 嫉妬してしまいます。
私が 一番で ブランド物を 従わせるほどの オーラを 漂わせるように ならなければ、 ブランド物に 支配される自分は、 惨めなくらいの 気持ちになります。
ヨーロッパの 少々 お年が いった(失礼ながら)女性が、 さりげなく もっている バックや装飾品は ステキです。
物だけが浮いていたり、 装飾品だけが輝いていたりすることは、 ありません。
全体で一つの存在になっているところが、 ため息物です。
ああいう 迫力ある 絵に なれれば、 私も ブランド志向になるかもしれません。
しかし そこまでいく年季は、 まだまだ ですね~
まずは 自分というブランドで どれだけ 勝負ができるかということが、 大事だと思います。 ○○会社の社長とか○○銀行の頭取などといった 社会的な肩書きを 捨てた時(いずれ そんなものは退職と同時になくなります)、 △△△ △△△という自分の名前で(自分で) 誰とも 対等に 正直に 相対することができるかということが、 自分ブランドの確立だと思うのです。
自分ブランドの確立は、 果てしない 道です。 ヨーロッパのブランドは、 何百年もかけて 確立されたブランドです。
人の一生は、 長くて100年。 80年前後で 終わってしまいます。
何百年もの ブランドと 対抗できるほどの 自分って、 80年足らずで できるのかな?
かなり疑問です(涙) これって やはり ブランド物には 縁が ないということかしら?
だから 「ブランド」 という言葉には、 こらえがたい 魅力があるのかもしれません。