河竹会ブログ

英才教育

 幼児期の教育の必要性について、 さまざまな議論があります。 一時期は、 英語の早期教育の必要性が盛んに言われていました。 今は、 逆に母国語すら定かではないところに英語を入れるのは、 かえって言語体系に問題を生じうるかもしれないと言われています。 

 子ども達が何歳ぐらいから英語やお勉強の場を提供すればいいのでしょうか? 私は個人差が大きいと思っています。 親が早くから勉強の場を提供して、 うまく子どもがそのレールに乗ってくれるだけの要素を持っていれば、 早期教育は功を奏すでしょう。 

 しかし逆のパターンもあります。 勉強が大嫌いになって、 親の意思と反対の方へいく可能性もあります。 

 子どもの能力と素質(興味関心が高いなど)、 発達段階に応じたものを提供してあげる事が一番だと思っています。 

 昨日、 河竹会の先生をしてくれていた学生と話していて、 そのことを痛感しました。 彼女は、 親のレールにのって順調に大学生になりました。 いわゆるエリートコースを歩いていると言えます。 しかしそんな彼女でも、 常に自分を探して、 自分を客観的に見ようと努力してきたと言います。 親のレールに乗ったとしても、 子どもは自分の人生を見つめています。 

 最初のスタートを上手に切れるように、 うまくサポートしてあげられればいいですね? なかなか難しいことだと思いますが、 まずお子さんをよく観察するところから始まると思います。 

 英才教育は、 わが子流でいいのではないでしょうか? 

  

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