河竹会ブログ

至難の業

 昨夜は、 夜10時過ぎからご両親と生徒と緊急面談。 面談は、 深夜12時に終了。 それから帰宅、 入浴、 就寝は午前1:30。 昨日の労働時間、 16時間。 正直 今朝は辛かった。

 今朝は通常通り、 出勤。 頭がボーっとしている。 そこに拍車をかけるような生徒の小テストのできの悪さ。 勉強していない! いや勉強する気にさせていない! 私達の気持ちが伝わっていない。 彼らの心を動かせていない。 

 なぜ こんなに無気力、 無関心な子供が増えているのだろうか? 子供の質が違う。 

 親も子供のペースに乗せられている。 子供のウソが見抜けない。 子供も巧妙なウソをつく。 罪のない可愛いウソなら笑えるが、 悪質なものには、 背筋が寒くなる。

 意地悪や嫌がらせで宿題や小テストをしている訳ではない。 やらなければ敗者になるだけだ。 ひとつの事ができない生徒は、 全てにおいて不完全だ。 

 「いつかやるだろう。 私は子供を信じている。 やればできるのだ。」こんなふうに考えている保護者は多い。 しかし、 それは事実誤認。 やらない子は、 いつまでたってもやらない。 これまでやらなければならない時にやらせてきていないのだから、 子供には「やる」ことの意味がわからない。 「このくらいでいいのだ」と不完全な勝手極まりない自己満足が子供にはある。

 15歳になった今、 これから矯正していくのは至難の業だ。 

 それでも私達は、 あきらめたくない。 

 

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