河竹会ブログ

水害

あっという間に7月は、 半分過ぎていきました。

時間の経過がより早く感じられる今日この頃です。

近隣の佐賀県や福岡県・大分県が、 大水害に見舞われ、 水につかってしまった映像をみて、 長崎大水害を思い出してしまいました。

被害にあわれた皆さまには、 お見舞い申し上げます。 1日も早く 元の生活に戻られるよう願ってやみません。

長崎大水害の時の1時間の降雨量が 187mmでした。 この記録は、 未だに塗り替えられていないとのことです。

夕方から 午後11時くらいまで降り続いたと聞いています。

私は当時 大学2年生くらいだったと思います。

まだ 帰省しておらず 3日後に上京予定だった弟を 東京で待っていました。

午後9時過ぎに 母から 「長崎は 今ものすごいことになっている。 私たちは大丈夫だから心配しないように! この後 いつ電話がつながるようになるかわからないからね。」と電話をもらいました。

なんと オーバーなことを言っているのかしら? と思いました。 そして 午後11時、 全国ニュースで 長崎大水害の第一報が流れました。

それからは、 大変でした。 電話は通じない。 道路は全て寸断。 当時 長崎は陸の孤島と呼ばれました。

私は水害から5日後に帰省しました。

しかし 見慣れた 長崎の町の景観は一変し、 無残な姿になっていました。

友達と会って交わす会話は、 「生きとったね?」と冗談抜きで 話すような会話でした。

実際に 同級生や一つ年上の先輩が 亡くなっていましたから・・・

あの長崎大水害を経験した方で、 雨音が強くなると全身から 汗がでて、 体がこわばって動けなくなる方もいらっしゃるそうです。

生死を分けるような 経験をされたのですから、 無理もないことです。

自然災害には、 抗えません。

万全の対策を 考えておかなければなりません。

昨日のニュースを見てて 思いました。

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