河竹会ブログ

新人研修

 強風強風にあおられて 桜吹雪が舞っています桜
 ああ 桜桜が・・・ポロリ  と思いながら 窓の外を眺めていました。 
 さて 今日で3月も終了です。 
 明日から4月!  明日は エイプリルフールです。 皆様ご用心くださいませ~(笑)
 さて 河竹会も4月ということで、 新しい先生の研修を実施しています。 
 河竹会の先生は、 竹田と河内が教えた卒業生にお願いしています。 
 教える仕事は、 頭がよくなきゃ!と思われている方が いらっしゃるかもしれませんが、 実は頭は ないよりある方がいいという程度ー二の次なのです。 
 一番 大事なことは、 相手を大事にできる資質や状況判断が的確にできる資質をもっていることです。 
 いくら 成績がよくても 相手の気持ちや状況を考えられない人は、 教える仕事に向いていません。 
 特に小学生や 中学生という 将来有望な皆さんを 傷つけたり、 失望させるようなことがあってはならないのです。 
 そういう意味では、 初対面の面接で判断するより 本人の性格や ご家族の皆様を よく存じ上げる卒業生の方にお願いするのが、 一番なのです。 
 今年は 2人お願いしました。 
 
 研修を始めて、 数日が経ちます。 
 
 慣れないことで大変だと思っています。 あまり いろいろ言わないで、 じっと見ています。 
 
 ある日のこと、 ケーキを一緒に食べました。 食べた後、 私がお皿を洗いながら「いいよ~ 置いてて~」と言っても 「先生、 交代します。 私が洗います。」と言って、 私が洗っていたお皿も自分達が使ったお皿も洗ってしまいました。 
 
 昨日は、 なんと トイレ掃除までして帰りました。 
 トイレに入って なかなか出てこないな~と 思っていました。 「まさか トイレ掃除したの?」と聞くと、 「いいえ~」と答えます。 
 「ああ そう。」 「じゃあ」と私が言って、 トイレ掃除をしようとバケツを持つと、 申し訳なさそうに「あっ、 先生、 あの…トイレ掃除しました~」 と答えます。
 
 自分でアピールしようとしないのです。 
 「トイレ掃除までしてとは 言ってないのよ。 しなくていいのよ。」と私が言うと、 「いいえ、 先生 何にもできないから、 いいんです。 やります。」と
 
 感心しました。 
 確かに よい資質を持った 生徒さんだと 思ってお願いしたのですが、 研修中に 皿洗いを率先してしたり、 トイレ掃除までして帰った卒業生は、 初めてです。 
 最近の若い人は…という言葉を よく聞きますが、 若い人ではなく 個人レベルの問題だと思うのです。 
 年だけとって 何の気働きもできない 先輩面した大人は、 たくさんいます。 (自戒の意味をこめて)
 
 若くても しっかりと 状況を見回して 判断できることは、 天性のものかもしれません。 はたまたご家庭の躾が行き届いているからかもしれません。 
 竹田も河内も 大いに感心しました。 
 そして 期待の新人の登場に 心強い思いがしました。 
 
 大人は 何も見ていないようで、 よく見ています。 
 裏表なく 一生懸命 取り組む人、 誰から賞賛されなくても 私心なくきちんと務めを果たす人、 そういう人は周りの人が必ず見ていて いずれ表舞台で評価を得ます。 
 私も 人を見る仕事に携わっています。 
 していることで その人となりを 判断します。 
 一生懸命している人や 謙虚な姿勢でがんばる人は、 何か手助けしたくなりますね~
 
 昨日は、 そんなことを思いながら 新人さんの奮闘振りに 熱い思いがこみ上げてきました
 
 フレッシュな皆さんに 私も がんばらないと!と元気をいただきました~
 さびない心で 初心の心を思い出して 指導するものとして研鑽したいと思いますラッキーラッキーラッキー

コメントを残す