冬が来た

　今日は　冷えますね～　
　屋上でお洗濯物を干していたら、　頭が痛くなってきました～
　キンキンする　冬です。　
　高村光太郎の「冬が来た」という詩を思い出します。
　冬が来た
　　 　きっぱりと冬が来た
　　　　　八つ手の白い花も消え
　　　　　公孫樹(いちょう)の木も箒(ほうき)になった　
　　　　　きりきりともみ込むやうな冬が来た
　　　　　人にいやがられる冬
　　　　　草木に背(そむ)かれ、虫類に逃げられる冬が来た
　　　　　冬よ
　　　　　僕に来い、僕に来い
　　　　　僕は冬の力、冬は僕の餌食だ
　　　　　しみ透れ、つきぬけ
　　　　　火事を出せ、雪で埋めろ
　　　　　刃物のやうな冬が来た
　挑戦的な力強さを感じる詩です。　
　　
　どんな苦境や艱難辛苦にも　負けない！という決意のように　私には感じられます。　
　普通の人だったら、　餌食になって　困難の前に屈服してしまうでしょう。
　でも　高村光太郎は、　敢えて　その困難を迎え撃とうとしています。　
　なんだか奮い立つ決意の強さに　武者震いがするような　感動を覚えます　
　やはり　何かに　向かう時は、　こういう　強い心と　チャレンジ精神が　大事です。　
　今日の授業の中学３年生の皆さんにも　「かかって来い！」「受けてやるぜ～」という　光太郎の姿勢を　学んで欲しいと思います。　
　冬に背中を向けるのではなく、　自分から向かっていく姿勢で、　この寒さつらさ厳しさを　乗り切りましょう～
　必ず乗り越えてみせる！！　そんな気持ちで　私もこの季節を過ごしたいと思います