我が家のれンあいちゃんは、 ご長寿で賢くてカワイイのですが(スミマセン飼い主バカです)、 ちょっと仲が悪いのが玉にキズでございます。
しかし 一旦 危機が迫ったり、 何事かがあると一致団結 なかなかのスクラムを組みます
美味しいごちそうがある時も そういう一瞬です。
二人並ぶことなんて、 我が家では相当レアケースです。
でもご覧の通り、 三つ指ついて 待っています。 お行儀のいいこと ビックリしてしまいます。
この日は、 新鮮なお魚を 漁師さん直送のお店から買ってきたから、 わかっていたのでしょう~
その臭覚の鋭いことに こちらも 閉口してしまいます
さてさて 昨日の 中学1・2年生の皆さんの補習をしていたときのこと、 「先生、 四字熟語がわかりません」とある生徒さんが言いました。
するともう一人が、 「四字熟語ってなん?」と聞きます。
うーーーん! 私はそれを聞いて 右往左往、 意気消沈、 四面楚歌、 でも臥薪嘗胆なんて思ってしまいました。
四字熟語も大切ですが、 実は入試に頻出するのは、 体の一部を使った慣用表現です。
たとえば、 「耳が痛い」「腰が低い」「鼻が高い」「足が出る」「目がない」「腕を上げる」… 先ほど私が使った「三つ指つく」もその一つですね?
もちろん それぞれの意味がわかっていなければなりません
でも 生徒の皆さんは、 こういった慣用表現を知りません
日常で使わないことが、 知らない原因です。 また 本を読まないので、 こういった言葉を使う例もよくわからないのです
このような四字熟語や慣用表現、 故事成語なんていうのは、 考えてもわからないことです。
知っているか 知らないかのどちらかです。
学力は、 いわゆる理解力・思考力が 最終的には、 モノを言いますが、 その基盤となるのは、 知識です。
知識なしには、 丸腰で戦う(武器を持たない)武士のようなものです。
その知識の部分を 覚えない、 知らないでは、 戦いようがありません
知識は、 それを使いこなさないと 理解力につながっていきません。
大人にとっては、 一般常識と思われることでも、 子供達は 驚くほど知りません
そのバックグラウンドは、 家庭の中にも 小学生や幼児教育の段階の中にもあると思います。
中学生になって、 受験のために覚えるというのも 違和感がないわけではありませんが、 今からでも遅くないから一つ一つ覚えていかないといけません
特に 中学2年生の皆さんは、 受験生となるのですから、 今のうちに 基礎知識をしっかり叩き込んで、 実践応用力を余裕をもって 備えられるようにしてほしいと思います。
そのためにも 日々の復習や家庭学習は、 大事ですね?
四字熟語と慣用表現、 故事成語、 熟語の成り立ち、 この辺を 今週は しっかり勉強してもらおうと思います