9月からは、 中学3年生の皆さんには 少し難しい問題にも取り組んでもらおうと思っています
昨日は、 社会の思考力を試す問題に挑戦してもらいました。
やはりちょっと手こずっているようでした
問題の中に、 戦国大名 武田氏の本拠地は、 現在の都道府県のどこかと 問う問題がありました。
「わからん」と一人目の生徒さん。
私がもう一回 「武田氏よ」と言うと、 「あーーー、 それは河竹会じゃ?」という 珍答????
「竹田じゃないよ 武田だだよ~」
時に すごい解答が出てくるので、 私も
以前も ぶどうの生産日本一の都道府県は? と聞いたことがあります。
その時の解答は、 満面の笑顔で自信たっぷりに ある生徒さんが答えてくれました~
「時津町!」
(あの~ まず 聞いているのは、 都道府県なんですけど…)
その生徒さんは、私が違うと言うと、 「えーーー、 うっそぉ~~~ 違うの?」と マジ顔で 驚いています。
郷土愛は、 素晴らしいものがあります。
たぶん 時津町の町長さんはじめ、 JAの皆様は 涙を流して喜ぶことでしょう~
私も ○と言ってあげたかったのですが、 残念ながら全国的には通用しません
でも そういう 発想や やり取りは、 子供らしくて 微笑ましいと思います。
時津の子供達は、 素直で ユーモアがあって、 私は大好きです。
しかし 思考力を試される問題は、 社会の知識を問う問題ではありません 知識は、 知っていて当たり前の問いです。
たとえば、 日本地図中に高速道路の路線が3本書かれています。
そのうち 条件に合う高速道路を選びなさい という問題です。
具体的な条件は、 武田氏の本拠地があるところを通る。 赤石山脈がある。 という条件です。
その条件を満たす 高速道路の路線を選びなさい という問題です。
武田氏の本拠地が 山梨県であるという知識、 そして山梨県がどこにあるかという知識、 赤石山脈がどこにあるかという知識を問うています。
いろいろな知識を組み合わせて解く問題が、 今の高校入試の問題です。
知識を組み合わせるところの思考力が 試されます。
知っているだけではダメ! その知識を運用する力が求められています
さあ これから がんばって いろいろな問題にトライアルしましょう~
練習量が必要です。
がんばってください