金曜日の中学３年生の二時間目の授業中のことです。 長崎市内の中学校で使っている教科書の中に タンザニアの話が出てきます。
表紙の絵が、 アフリカチックな色使いで どこかで見たような感じです。
「あっ
、先日 買った 絵本の絵のタッチに似ている！」と 思って、 見比べてみました。
作者は確認できませんでしたが、やっぱり 似ているのです。
そこから アフリカや スワヒリ語の話になりました。
絵本の中に、 「ホジ？」「カリブ」という会話がよく出てきます。
「ホジ？」は「だれかいる？」
「カリブ」は「どうぞ入っていらっしゃい」という意味らしいのです。
音がおもしろいですね？ そこから スワヒリ語をいくつか 紹介しました。
ジャンボ ＝ こんにちは
ハバリガーニ ＝ 元気ですか？
ﾝズーリ ﾝズーリ ＝ 元気ですよ！
ムゼイ ＝ 年長者の男性に対し敬意をこめて呼ぶ呼び名 （ムゼイが（失礼ながら）「うざい」の音と重なったようで、ちょっとうけていました
）
実をいうと それまで 教室の中は、 どよ～～～ん
とした 眠たい
空気が流れていて、 何か目覚まし！と思っていました。
すると それまで半開きの目が 全開モード
に なります。 おもしろい話になると、 スイッチ
が入れ替わるようです。
（感想のチェックシートには、 死にそうに眠たかった～けど、 アフリカの話が面白くて目が覚めました
～という感想が複数ありました… よかった！
）
生徒の皆さんにいくつか私が行ったアフリカのケニアのことをお話ししました。
まずは チータがとってもカッコよかったこと！－ 忽然と現れた姿に一目ぼれ
しました。（びゅーてぃーでした）
このお腹の流線型－美しすぎます～ぅ
とまっていたキャンプ式のホテルの外で、 夜 犬
の遠吠えがすごい
と思っていたら、 次の朝 実はライオンの遠吠えだったとわかって、 真っ青
になりました。
しかし 外では、 マサイのお兄さんが一晩中 警護してくれています。 でも 彼らが持っているものは、 やり一本！ マサイの戦士は、 やりでライオンをしとめるのだとか？ （すごすぎる～～～ぅ）
ある朝 目覚めて キャンプ式のホテルの部屋を出ると、 目の前にバブーン（ヒヒの種類）がいて 目があってしまいました。
そのうち バブーンの大群が ゾロゾロやってきて もうびっくり！！ やばい！と焦りました。
（動物は目を合わせると敵対行為とみなすとか？）
さて サバンナで出会ったら 一番危険な動物は何でしょう？ という問いには、 「ライオン」と皆さんは答えました。
「ちがうよ～ん！」と言ったら、 いろいろ答えます。「チータ」「ひょう」「ぞう」「キリン」…
正解は、 「かば」だそうです。
かばやぞうのような 体重が重い動物に襲われると、 一番危険だそうです。
幸い かばから追っかけられることは ありませんでした。
ライオンは、 強そうですが 実はそうでもないようです。 私もライオンの群れと出会いましたが、 遊んだりお母さんライオンに甘えている姿は、 猫
の大型版といったところです。
夕方になると ちゃんとみんなでおうちに帰ります。
ワイルドなサファリですが、 泊まったキャンプ式のホテルやロッジは、 とても快適でした。
ご飯もヨーロッパスタイルですので、 問題ありません。 観光マサイ村ではなく、 本当に生活をしているマサイ族の村を訪れたことも感動でした。 女性は 盛装で着飾って歌を歌って 私たちを歓迎してくれました。
中学１年生の社会の授業で 出てくる赤道も 行きました。 赤道は、 赤い道と信じている方がいらっしゃるかもしれませんが（笑）、 実際は赤くありませんでした。 私もちょっと期待してたのですが…
赤道直下には、 マークがおいてあります。 英語で「EQUATOR」 なんだかわかりませんが、 赤道通行証明書なるものを いただいて、 うれしそうに
私は赤道をまたがった！と記念撮影をしました。
いつもは こんなことは話さないのですが、 たまにはいいっか！ と脱線の巻きでした。
そう言えば、 以前 飛行機の機内食
は おいしい？と 聞いた生徒さんがいました。
おいしいですよ～
私が乗ったのは、 エミレーツ航空という飛行機会社です。 日本では馴染みがない航空会社かもしれませんが、 世界評価では １位の航空会社です。
ちなみに 夜１１：３０出発の飛行機ですので、 まず夜食
それから 朝食です。
動物を 見に行きたい？と聞いたところ、 「行きたーーーい！」と答えた生徒さんが たくさんいました。
ぜひ行って下さい。 動物を見たり、 世界中のいろいろな人々と出会ったり、 話をしたり、 文化を味わったり、 わくわくするような感動をたくさん経験して下さい。
世界
は 広ーーーーいですよ～
