河竹会ブログ

 昨日は、 河竹会のお知らせ「JAMBO河竹会」の制作や進路の相談などで、 とうとうブログを更新するタイミングを逸してしまいました(涙) 残念…ポロリ 
 
 でも 季節柄 こういう不測の事態は、 おこりがちです。 

 気を取り直しましょう~ラッキー 

 昨日は、 中学三年生の皆さんが元旦に書いてくれた決意表明の短冊を、 真太郎先生が 掲示板に貼りました。

                   

 
彼なりの美学があり、 なかなか納得いかない様子でしたが、 きちんと出来上がりました。

                   

 夜中の2時過ぎの ことです。  

 見ていると 皆さんの 気持ちが よく伝わってきます。 

 しかし… 中には 意味不明の内容のものもあり、 少々理解に苦しみます。ムニョムニョ 自分の決意表明なので、 自分がわかっていればいいのでしょうが、 やはり誰が読んでもわかるものがいいですね?たらーっ

 皆さんの決意表明を見ていると、 ある本に書かれたことを思い出しました。 私の座右の銘ならぬ名著ですが、 松下幸之助氏の「道をひらく」という本です。 

                   

 氏は、 言わずと知れた 松下電器を起業し一代で大企業に成長させた経営の神様とあがめられる方です。

 その中に 「志をたてよう」という文章が書いてあります。 


 志をたてよう

 志を立てよう。 本気になって、 真剣に志を立てよう。 生命(いのち)をかけるほどの思いで志を立てよう。 志を立てれば、 事はもはや半ばは達せられたといってよい。 
 
 志を立てるのに、 老いも若きもない。 そして志あるところ、 老いも若きも道は必ずひらけるのである。

 今までのさまざまの道程において、 いくたびか志を立て、 いく度か道を見失い、 また挫折したこともあったであろう。 しかし道がない、 道がひらけぬというのは、 その志になお弱きものがあったからではなかろうか。 つまり、 何か事をなしたいというその思いに、 いま一つ欠けるところがあったからではなかろうか。 

 過ぎ去ったことは、 もはや言うまい。 かえらぬ月日にグチはもらすまい。 そして、 今まで他に頼り、 他をアテにする心があったとしたならば、 いさぎよくこれを払拭しよう。 大事なことは、 自らの志である。 自らの態度である。 千万人といえども我ゆかんの烈々たる勇気である。 実行力である。 

 志を立てよう。 自分のためにも、 他人(ひと)のためにも、 そしておたがいの国、 日本のためにも。 

 この文章を読んだ時、 心にストンと落ちてきました。 

 ―道がない、 道がひらけぬというのは、 その志になお弱きものがあったからではなかろうか。

 今まで他に頼り、 他をアテにする心があったとしたならば、 潔くこれを払拭しよう。 大事なことは、 自らの志である。
自らの態度である。 千万人といえども我ゆかんの烈々たる勇気である。 実行力である。―
 
 この部分に、 私は感動しました。 

 人は うまくいかないことを なにかと 他人や他のものや運のせいにします。 
 
 責任を自分で負うことをせず、 逃げに走ります。 

 逃げることも 不平を言っても始まらない。 ただ 思いを遂げるために、 実行あるのみ!

 いつも この文章を読むと 奮い立つものが心の奥底から 湧き上がってきます。 

 決意とは、 志とは、 実行するためのものであって、 決して理想を掲げることではありません。 

 皆さんも 自分が立てた 志を 毎日 胸に刻んで、 日々の実行に努めて下さい。 

 昨日できなかったことが、 今日できていれば 成長です。 一歩 志に近づくのです。 

 そんな日々を受験の日まで、 続けましょう~

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