河竹会ブログ

8月

 8月です。 夏休みが 始まって、 10日 ほど 経ちました。 

 ダラダラした生活を送っていませんか? 河竹会の授業が休みの日は、 朝から 寝てばかりでは、 リズムが狂います。 

 休みの日こそ、 計画的に勉強して ちょっと息抜きを しましょう~

 

 中学3年生の皆さんは、 夏の集中講義が始まって 少し 慣れたせいでしょうか? 最初は、 満点をとっていた小テストの点数が だんだん下がってきていると思います。 

 明らかに 勉強してきていないと判断できる皆さんも います。 昨日は、 そのことで Aクラスの皆さんに 苦言を呈しました。 

 今年の中学3年生の皆さんは、 一生懸命で 熱心なので かなり 期待していたのですが、 がっかりです。 

 毎日の一つ一つのことが 積み重ならないと、 実力養成にはなりません。 

 小テストを満点 とる人は、 いつも 同じ人です。 悪い人は、 いつも悪い点数を 繰り返します。 

 能力の問題でしょうか? 多少は、 あるかもしれません。 

 でも 満点とる人の 勉強の仕方や、 取り組む姿勢を聞いていると、 共通した事があります。 

 
 まず 残されることが イヤだから きちんと家で勉強していく

 次に 取り掛かる時間が早い ― 塾から 帰宅したら すぐ 宿題にとりかかる 
                 
 第3に小テストの勉強は、 寝る前に やる
 第4に小テストの勉強は、 起きて すぐ 取り掛かり 1時間 行う
 第五に就寝時間が早い
 
 これだけの 話をした後で、 きちんとやるか? ということを 皆さんに聞きました。 

 
 すると、 「最初は できるかもしれないが そのうち できなくなってしまう のが 自分のパターンだから、 たぶんやれないと思う」 という 返答が ある生徒から 返ってきました。 

 もう一人の生徒は、 「家で 集中して勉強できない」と 言いました。 

 
 とても 正直に 本心で言ってくれたと思います。 

 しかし 正直だから いい という訳には いきません。 

 やろうと思っても 成功体験がないから できないと結論づける無気力さ、 自分にヤル気は あるけれども 家が集中できる状況ではないと 責任転嫁する逃げの姿勢、 15歳で すでに 習得している 失敗パターンの習慣です。 

 
 この子達に 「成功」「合格」ということは、 訪れてくれないでしょう。 自ら 努力することを 放棄しては 何も得られないと思います。 

 しかし こうなった 理由は 必ずあるはずです。 本人に一番の原因があるのですが、 両親の子供に対する接し方や 家庭環境に原因を見ることも 多々あります。(私は、 気づいて欲しいと願っています。)

 それでも 自分の道は、 自分で切り開いていって欲しい。 15歳になっているのですから、 ある程度の 判断はできると思います。 

 成功体験がないならば、 これから 成功体験を作ればいいのです。 家が集中できないなら、 原因は何か 考えればいいのです。 散らかっているなら 片付ければ いい。 テレビの 音が うるさいなら 家族に 協力してもらえればいい。 

 
 本当に どうにかしたい! どうにかしなきゃ!と思う人は、 原因と対策を 自分の これまでの姿勢の反省から 真剣に取り組むはずです。 実際に まだ 実を結んでいませんが、 努力を続けているな!と 見ていて わかる人は、 たくさんいます。 

 
 自分のことを 謙虚に 省みる事ができる人は、 それだけでも 成功への道を 歩んでいると思います。  

 8月です。 仕切りなおしには、 ちょうどよいのでは ないでしょうか? 

 やってもできない!と決める前に、 やってみたら どう? 家で本当に集中できないのか やってみたら どう? 

 今 苦しいことから 逃れたら、 将来 今の苦しさの 2乗に なって 自分に 戻ってきますよ。 

 失敗続きの 人生を 今から着実に 歩み続けるような ことを 自分から すすんで 選ぶ 愚かしい 人間は、 どこにも いないと思います。 

 勇気をもって 挑戦してください。 自分に! 自分の未来に! 

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