今日は、第二次世界大戦が終わった日です。
お墓参りの帰り道、サイレンがなって、気づきました。お年を召した方は、立ち止まって、黙とうしていました。
長崎は、被爆地でもあり、戦争や平和に対して深い思いがあります。
今日は、長崎では亡くなった方の魂を送る精霊流しの日でもあります。
親族を精霊船に乗せて引いて送るのは、悲しいのですが、爆竹をならして とても賑やかです。
私の祖父は、戦争に徴兵され中国で亡くなりました。
原爆で亡くなった親族もいます。
今 生きている人たちは、先祖が体験した苦しみや犠牲を忘れてはならないと思います。
でも悲しいことに、そんなことは、日常生活の中で感じることはありません。
私が韓国に行った時、たまたま8月15日でした。町中に国旗が飾られ、日本の抑圧から解放されたお祝いの日でした。
ショックでした。
私たちの先祖の犠牲や原爆で亡くなったたくさんの命がある一方で、歓喜に包まれている国民が存在するー戦争の愚かさや虚しさを感じました。
長崎の8月15日は、賑やかな中に 平和の尊さをかみしめる日です。
子どもたちにも、平和や戦争の愚かさを考えてもらいたいと思います。