河竹会ブログ

合格発表

 一つの結果は、 一つの始まりを示す。 人は 歩かないで立ち止まっては、 過ごせない。 

だから どんな結果も受け止めて、 前に一歩を踏み出す。 それが成長。
今日は 一つの結果が出ました。 高校入試の結果です。 

合格した皆さん、 おめでとうございました。 残念ながら、 自分の思った結果を出せなかった皆さん、 皆さんの力になれなかったことを、 申し訳なく思っています。― でもホンネを言うと、そんな薄っぺらい言葉では、 私の気持ちは表せません。

毎日のようにいっしょに勉強してきた姿を思い浮かべると、 申し訳ないという言葉では済まないと思います。 

ある卒業生が言いました。 「努力をしても 必ず実るとは限らない。 でも 努力をしないことには、 実ることを実感する事はできない。」 

努力が必ず実ることを期待してここまでがんばってきた皆さんには、 努力が実らない結果なんて予想していなかったと思います。 

でも実らないこの現実を今頃 どのように受け止めているでしょうか? 

努力をしない事には、 始まらないことでも、 結果が出ると信じるから続けるパワーもあると思います。 

それをサポートできなかった無力感を私は、 ひしひしと感じています。 

私は合格した皆さんと喜びを分かち合うことは、 この上ない喜びですが、 思いを果たせなかった皆さんの気持ちと共にありたいと思います。 

この結果を受け止めることは、 辛いことです。 でも 必ずこの事実が 将来の学びになります。 

この結果は、 人生の一過程にすぎません。 次の結果を出し、 さらにその次の結果を出し、 それが成長です。 

今朝、 皆さんの先輩から心強いエールが届きました。 

「今日はドキドキの日ですね。 河竹会の全員の合格を願っています。 もし不合格の人がいても、 それは神様が示した道ですね。」

その通りだと思います。 一つの結果は、 次へのステップのための神様が示した道です。 

つらい現実を糧にして、 どうぞ次の結果につなげてください。 そして 成長あるのみ。

皆さんの未来が明るく輝くように私は心から拍手を送ります。

みんな よくがんばったね! みんなのがんばりは、 すごかった! 誰よりもみんなのがんばりをそばで見ていて、 私は感動していました。 

一年間 お疲れ様でした。 そして ありがとうございました。 

「合格発表」への1件のフィードバック

  1. 受験生の皆さんお疲れ様でした。
    志望校に合格した人、残念ながら落ちてしまった人
    それぞれの人が色々な思いを胸にすごした一日だったかも
    しれません。私が高校受験をしたのは12年前ですが、今でも
    合格発表の日は鮮明に覚えています。張り出された紙に私の
    名前がなかったのです。
    もともと河竹会では毎回Bクラスで普通の生徒でした。
    まだまだ若く今よりパワーがあった竹田先生や今よりも数段怖かった河内先生に鍛えられ、ある程度勝負できる学力まで上がって受験を迎えました。
    しかし、初めての受験で緊張し思うような結果が出せず、受験に失敗しました。
    今になって思うことは受験に失敗したということは非常に小さいことで、それよりも受験までがんばったという経験が今では役に立っているということです。
    私は高校時代も野球に追われ全く勉強しませんでした(笑)
    高校3年の時には甲子園に出場して、結果的には受験に落ちてよかったのかなとも思いました。
    野球が終わり、ふと将来について考えた私は、「このままじゃまずい」と思い、「日本はこれからグローバルへ」という電車の広告を目にして、大学で一から英語を学び始めました。
    もともと英語は得意じゃなかったのですが(中学時代は竹田先生に三単元のSがつけられずに怒られてました)
    毎日4年間英語を聞いていると面白くなっていき、大学4年次には英検1級をとりました。
    そして、このまま就職するのはもったいないと思って、英語が使える海外の大学院に進学しました。
    そこでもっとも過酷な大学&学科に挑戦し、卒業して日本に戻ってきました。
    現在は、外資系企業で企業のコンサルティングを行っています。この仕事も非常にタフで面白い。。
    色々な人と出会い、企業の問題を解決していく。ずっとこの仕事を続けていきたいのですが、アップオアアウト(昇進できないものは去れ)という厳しい現実です。

    自分はバカだと僕は常に思っています。今も私の同僚が一回で理解することでも、私は3回くらい聞きなおさないと自分の中に落ちてきません(笑)。でもそれは人より3回も聞けるんだとポジティブにとらえていますが。。。中学時代は河内先生や竹田先生に呆れられるほどの生徒で受験に失敗しました。僕はよく、「もし志望校に合格していたらどうなっていただろう?」ということを思います。僕は合格していたら人生を甘くみていたかもしれません。
    中学当時は竹田先生や河内先生から脱走したい毎日でしたが、今は学力の基礎を教えていただいた
    ことに非常に感謝しています。数学の考え方→問題解決へのアプローチ、英語→外人のクライアントと
    話すためのツールとして非常に役立っています。
    人間は死ぬまで努力します。努力は報われないこともありますが、成功している人はみんな努力しているのです。受験生の皆さんはここまでがんばった自分を褒めてあげてください。そしてどんどん色々なことにチャレンジしてください。
    可能性は無限にあると僕は今も思っています。

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