受験が近づいてくると学力だけでなく、 小論文や面接が気になりだします。 「内申書はそこそこいいのですが、 作文が書けません。」「テストの点数はいいのですが、 話す事がうまくできません。」という声も聞かれます。
まずは学力の心配をしなければなりませんが、 小論文や面接というのも確かに難関です。 小論文は訓練次第です。 起承転結を押さえた筋道が通った内容にすれば、 概ね合格ラインの点数になります。
本人にすれば難しいと感じているのが、 面接です。 ただ質問に答えるだけではなく、 相手が納得する内容を明晰に述べる必要があります。 初対面の面接官なのですから、 緊張感も手伝ってうまく述べるのは、 きっと難しいでしょう。
面接は、 日頃から考えていることをわかりやすく話す訓練が大事です。 面倒臭いから言わない、 言えばいろいろ言われるから言いたくないなどと言っていると、 まず面接でうまく話す事はできないでしょう。
自分だけわかっていて、 相手がわからないというのは、 一番困る話し方です。 言葉が難しければ書くことから始めてもいいと思います。
面接で必ず聞かれることは、 志望動機です。 将来の夢や希望も聞かれます。 下手なことを言うと突っ込まれます。 面接官が「なるほど~」と思うようなことを理路整然と述べられれば、 言うことはありません。
借りてきた言葉ではなく、 自分の言葉で日頃から考えたり言ったりするようにしましょう。 本を読んだり新聞を読んだりして常識や社会事情に通じる必要もあります。 日頃の過ごし方で面接に強い体質になります。