本気のスイッチ

　１１月残すところ２日　
　１２月の声を聞けば、　自ずと受験生の皆さんの緊張は高まってきます　
　もちろん　私どもも臨戦態勢！　
　一日一日が　大事です。　とっても大事です。　何かを成しえない一日は　あってほしくない…
　必ず　何かを一つでもいいから　手中に収める日々を続けていきたいものです。
　今日は、　中学３年生の授業でした。　　さすがに　本気のスイッチが入ってきました。　
　　　　　　　　　　　　　
　もちろんワタクシも heat up!!
　熱い思いを持って　全身全霊で３時間話し続けることは、　決して楽ではありません　
　でも　今日一日のこの授業で　合格を手に入れることができる生徒が一人でも増えるかもしれない、　逆に　私がいい加減な授業をしてしまったら、　合格できていたかもしれない生徒が　不合格になってしまうかもしれない・・・　そんな考えが頭の中で　右往左往しながら、　皆さんに向かって語り続けている自分がいます。　
　
　私の授業は、　決して受験のテクニカルな部分にだけ焦点があった授業ではありません。　
　脱線は当然あります。（スミマセン）　
　受験に向かうメンタルをサポートする部分は、大いにあります。
　なぜなら　受験は、　メンタルで決まるからです。　
　自分が望むことは、　自分の手でもぎとるしかありません。　たとえ　人が　そんなの無理よ！　と言ったとしてでも、自分がやると思ったことは、　自分がやってみせる気概をもって挑戦して欲しいと思います。　
　私の父は、　高校受験では農業高校の受験を担任に勧められました。　しかし農業に未来を馳せられなかった父は、普通科の進学校への進学を決心していました。　
　担任の先生は、　成績が無理だと判断したのです。　
　でも　父は、　猛勉強して合格を果たしました。　
　私は　大学進学の時、　当時の自分の成績からしたら無謀な進学先を選び、　父と同じように担任の先生から絶対無理、この高校から合格した実績はない、　志望校を見直すように言われました。　
　奇しくも　親子同じような状況だったのです。　
　でも　生意気だった私は、　「実績がないなら、　私が実績を作ります！」と豪語して　志望校目指して猪突猛進、無謀と思われる勉強に没頭していったのです。　心の中では、　父の娘だから　私にもできる！と簡単に考えていました。　
　しかし　現実には　自分で言ってしまった言葉の責任は、　私を追い込みました
　今思えば、　バカなことを言いました（笑）　今だったら、　絶対そんなこと言いません
　でも　それが若さの勢いだと思います。　
　自分で追い込んで　結果自分が一番追い込まれて、　勉強するしかなかったのです。　
　でも　志望校の１校目は、　不合格、　なんと２校目も不合格…　レンジをかけすぎたパンのように気持ちはぺっしゃんこです（笑）
　当時の私にとっては、　どうしても行きたい大学が４校、　つまり第一志望が４校ありました。　そのうちの２校に続けて敗北をきしてしまったのです。
　自分の言った言葉の重さをひしひしと感じていました。　
　おかげさまで残り２校は合格したので、　なんとか思いをかなえることができました。　
　
　でも　今思えば、　無謀です。　
　偏差値が大して変わらない大学を４校受験しているのですから、　もし私がそんな生徒を今指導していたら、　「とんでもない、　偏差値をバラして受験しなさい。」と指導しますね～　勝手ですが…
　今の生徒さんは、　自分の力に見合う志望校を選ぶ傾向があります。　自分の力を志望校に追いつかせて　合格したいという上昇志向を持つ生徒さんが少なくなってきています　
　口では　自分の実力以上の学校を受験したいと言っても、努力がついてきていない生徒さんが、　ほとんどです。　
　私が「やるね～！」と唸るような　生徒に　出会いたい！　とこの頃　ホントに思います。
　
　私のように自分に無用な負荷を加えてまで受験を乗り越えろ！とは言いません。　でも望んだことは、　自分の力しか頼れませんし、　結果　自分に全て返ってきます。　
　これまでの自分ではない自分になったつもりで、　必死になりふり構わず勉強に没頭しましょう。　　
　今日の皆さんは、　魂が入った勉強をしていたと思います。　
　　　　　　　　　　　　　
　残ってやり直しをしている時も　「わかりたい」という気持ちが　伝わってきました。　
　　　　　　　　　　　　　
　これが続けば、　思いは叶うと思います。　
　「合格したい！」という強い思いを　勉強する力に変えて　一日一日を大事に過ごしていきましょう。　
　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　
　そのために　私も河内も　毎日　熱がこもった授業をします　
　ついてきてください。　
　必ず　皆さんを合格させます！！
　（また　豪語してしまいました・・・）