以前 このブログでもご紹介したこの本ー 一昨日 ワールドカップアジア最終予選オマーン戦を戦った日本チームのキャプテン 長谷部誠氏の著作です。
この本を読んでから、 試合中の彼の一挙一動が気になる竹田です。
昨日 中学３年生の皆さんに、 この本を読んだことがあるか？と尋ねたら、 一人いました。 やはりサッカーをしている生徒さんでした。
感想を聞くと、 まだ読んでいる途中だから・・・と言葉を濁しました。
じゃあ 途中までのところで、 印象に残ったところはどこ？ と尋ねると、 「遅刻をしない」というところだと答えてくれました。
いいところに気がついたね～と思いました。 正確に書くと 「遅刻が努力を無駄にする」という表記です。
抜粋します。
時間より早く来て、 すでに１００％の状態で準備している人間がいたら、 他の人たちも「怠けていられない」と気が引き締まるはずだ。 時間前に余裕を持って行くのはあくまで自分のためだが、 組織にポジティブな空気を生むことにもつながる。
普段の頑張りを無駄にしないためにも、 時間については絶対にルーズにならない方がいい。 これからも僕は、 時間に正確に、 そして自分だけの集合時間を守り続ける。
＊ 長谷部氏は、 集合時間より常に１時間前に着くようにしています。 理由は上記の通り。
この部分が、 生徒さんの心に響いたのだとすれば、 とてもすばらしいこと。 ちょっとルーズになりがちな自分の弱い心って だれでも持っていると思います。 でもそれじゃいけないと思ったとすれば、 成長の第一歩です。
私は嬉しく思いました。
この本の中には、 中高生の皆さんに響く言葉がたくさん散りばめられていると思います。
自分から読まないなら、 授業の初めに 今日の一節！ なんて言って、 ちょっとご紹介してみようか？と思いました。 そのくらい昨日は、 皆さん真剣に聞いてくれていました。
そして いい本です。
保護者の皆さまも ぜひご一読を～
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