河竹会ブログ

読書2

昨日から 本のお話です。

中高生の皆さんに ぜひ読んだいただきたい本があります。

ご存知 サッカー日本代表チームのキャプテン 長谷部 誠氏 の著書 「心を整える」です。

まあ 読んでみてください。 親子でぜひ 読まれて 感想をお話し合いください。

なんと 考え方がしっかりしていること! ホントに この人20代? と思えるほど、 ちょっと失礼な言い方かもしれませんが、 老成しています。

ワールドカップの時も 目やたたずまいが違うと感じてはいましたが、 やはり ただ者ではないと この著書を読んで確信しました。

そして 読書量が違います。 (孔子やニーチェまで読んでいます。)

自分を見つめる力が 違います。

感性が 違います。

彼は 進学校としても名高い 静岡県藤枝東高校を卒業しています。 著書によれば、 「進学校である藤枝東高校に合格できるような成績ではとうてい なかった」と あります。

中学3年生の夏休みから 猛勉強をして合格したそうです。

その時のエピソードとして こんな話が 書いてありました。 (あらかた かいつまんで 書きます。)

中3の夏 塾に行くと言って家を出たが、 ゲームセンターに行って遊んでしまった。 しかし そ れがバレてしまった。 その時、 父親は塾をサボったことより ウソをついた事を ひどく叱った。 母親は、 悲しそうな顔をして何も言わなかった。 長 谷部氏をかわいがってくれていたサッカー部のコーチは、 机に向かって事務処理をして何も言わなかった。 自分が楽な方向に安易にいってしまったことに よって、 周りの人を裏切り、 傷つけ、 期待と信頼も踏みにじってしまった。 情けなくて恥ずかしくて 二度とこのようなことをしてはいけないと思っ た。

それからは、 支えてくれる人の顔を思い浮かべて 弱い心にブレーキをかけている。

塾の先生が 言っちゃあ なんですけど(笑) 塾をサボるなんて、誰でもある経験です。

私たちもこれまで 何人もそういう生徒さんのご両親さまに ご連絡して 嘆かれたこと あまた あります。

しかし 長谷部氏は、 受け止め方が違います。 同じ中学生でも やはり しっかり心が育っています。

両親やお世話になった人を裏切ったと思える まっすぐな心が 育っていることが、 彼の軸なんだと思います。

そういう彼が、 Jリーグや ワールドカップ アジア大会などを通じて 感じたことや 日々の生活習慣として 取り入れていることを 様々な視点から 書いています。

ある種 ストイックに感じるかもしれませんが、 何かを極める人は 志が違うと思うでしょう。 そして 自分でも できそうなことがあると 思えることも書いてあるでしょう。

1日で読めます。 ぜひ ご一読を!

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