お盆休みには、 気分を全て変えたくて小さな旅行に出かけました。
一日目は、岩国の錦帯橋から宮島の厳島神社まで旅しました。 聞くことは多いところですが、 私は初めてです。
錦帯橋は、 思っていたよりもすばらしい橋と景観でした。 今のような技術も道具も発達していなかった時代に作られた橋です。 よくこのような木の組合わせでしかもビジュアル的にも美しい橋を作り上げたなあ～と当時の匠の技にひれ伏したい思いに駆られました。 あまりの美しさにしばらく川原で見上げていました。 本当にうっとりです。 川の上の橋、 山頂のお城と絵に出てくるような景観でした。
宮島は、 厳島神社を抱える世界遺産の島です。 ここも、 水がいっぱいになっても床板が浮き上がり神殿に影響がないような設計がされています。 美しい朱塗りの回廊を巡っていくうち、 能舞台がありました。 この能舞台は、 朱塗りではありません。 舞台自体が幽玄の世界をあらわしているかのようでした。
珍しくここでおみくじを引いてみました。 なんと「凶」をひいてしまいました。 さあ、 これは大変！と思い、 近くの松に結ぼうとすると、 鹿さんたちが私の周りをぐるっと取り囲み大変！！ えさをもらえると思ったらしいのです。 やっぱり「凶」の影響でしょうか？ 優しい鹿さん達だったので、 「ないんだよ～、 ごめんね～」と言うと去っていってくれました。
自分の目で見ると、 社会で教えるのにも力が入りますね？ 心豊かな気分に満たされました。
